川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

UPJ6 15日その7





 一日目の最後のゲスト枠に出ておられたこのお二人。セーラー服歌人の鳥居さんとラップのGOMESSさん。
 翌日の打ち上げで近くに座っていたのですが、お二人とも、クレバーだな、と。話を聞きながら「ロジックで語れる人って好き」と広瀬犬山猫さんはニコニコしてはりましたよ。

 で、鳥居さん。ご自分の作品を詠んだあと、世界でもっともポピュラーな日本語の詩、短歌をご存知ですか?と語り掛ける。そこから、玉音放送の日を再現するのだが、玉音放送があることを知らせる朝の放送から入ったことに、ああ、と思う。そうだよね、そうでなければ、あの時間に皆がラジオの前にいないよね。
 そこから語ることで、その日がとても鮮やかに見えた。ステージにいるのが、制服姿の鳥居さんだけなのに。ライブは初めてなんです。と仰っていたけれど、素晴らしかったです。

 GOMESSさんのトラックを使わないラップ。その場で生み出されるリズム。ああ、そうか、と思う。私がラップを苦手だと感じる一端が、トラックに頼り過ぎている感じがするからだ。乗せられすぎてると言う感じかな。GOMESSさんはトラックと対等で掛け合える人だから、トラック無しでのステージも聴かせることが出来るんだな、と。