川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

25年目を前に

 1月17日が迫る。25年。今でも、あの揺れの記憶ははっきりと残っている。
 ABC朝日放送さんが、当時の映像記録のアーカイブを公開している。地図からの絞り込み、カテゴリーでの絞り込みが出来るようになっている。
 都市部での直下型の怖さ。
 あれ以降、建物の耐震も見直されているとは言え、あの揺れは、東日本大震災のものとはまた、違うのだと言うことを忘れないで欲しいと思う。これ、毎年書いている気もするけど……東日本大震災を経験した首都圏の人が、あれで大丈夫だったからと思っていないかと言うのが心配。両方を経験してしまった身としての老婆心ですが。
 東日本大震災の時は横浜在住。確か翌年だったかな、学童保育の研修で防災センターへ。地震体験装置に順番に入って関東大震災の揺れを体験したのだけれど、最後のグループだけ「じゃあ、おまけで、阪神淡路タイプの揺れも」となったのでした。その時中に居た人たちは、皆、東日本大震災を経験している人たち。震度としては同じくらいでも、揺れのタイプが違うと全然違うことを体感して「え?え?」となってました。下から一気に突き上げてくる揺れ。その前の揺れでは倒れなかった大きな棚(に見立てたクッション)が倒れたりしておりました。
 昔の人がナマズが暴れるって言ったのが判るな、と1995年当時、思いました。地鳴りと共に、下から何かがせり上がって来る気配。竜が体をうねらせながらのぼって来る。そんなイメージが自分の中に残っています。
 

 

www.asahi.co.jp

 

 今年も、シアターセブンさんが上映してくれています。大切な、大切な映画。災害が起きるたびに、この映画を思う。たくさんの、その街のこどもを思う。

www.theater-seven.com