川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

青天

 録画していた大河ドラマ『青天を衝け』、天狗党の乱。ああ、そうか、三好十郎『斬られの仙太』の世界。先日の戯曲を読む会での『楽屋』とのつながりを感じるのでした。
 しかし、今回の大河も面白い。経済。この視点からの幕末。黒船はきっかけに過ぎない。もう、日本中に次の時代への芽が育っていて、でもそれをどう大きく育てるかってことだったんだよな。渋沢を広い世界、広い視野に引っ張り出した平岡の存在は大きいなぁ(いつか、明治の文明開化の東京の街を、洋装で闊歩する平岡の妻やすさんの姿を妄想してます)。
 それにしても、一橋の家臣の皆さんの優しいこと。懐が深いと言うか。百姓上がりの渋沢を、なんだかんだで温かく見守り導いてくれる。なんか、ほっとする。