この一年、ポエトリー・ナイトフライトに挑戦し続けて思ったこと。私は身一つの生の表現をしたいのだな、と。詩も芝居も。素に近い状態。外連味のある仕掛けだらけの舞台も好きなんだけどね。自分自身で作るものは、素舞台でありたい。そこにあるものを生かす。どこにでも身一つで出掛けて出来る表現。
オンラインで作品を出すなんてこと、考えもしなかったのに、コロナ禍でライブ・スラムがなくなり、これは参加するしかないとTwitterのアカウントを取り、慣れない作業に取り組み。自分への発見と見直し。面白い時間を貰いました。chori氏に感謝。
来年からはポエトリー・ナイトフライトはライブの場に戻していく方向らしい。それはそれで、ありがたし。お客様の生の反応の中でもう一度、ナイトフライトで出したものを読んでみたいな。多分、新しい発見がある。
と言うことで、改めて、決勝に出した作品を。
テーマ詩(お題:たぬき)と自由詩。どちらも最後にテキストが出るようにしております。
#ポエトリー・ナイトフライト
— 川島むー (@ochamatsuri) 2021年12月26日
川島むー テーマ詩「狸寝入り」
テキストは、最後に出る形にしております。 pic.twitter.com/kwzQE6EdvY
#ポエトリー・ナイトフライト
— 川島むー (@ochamatsuri) 2021年12月26日
川島むー 自由詩「魔女よ魔女」
テキストは、最後に出る形にしております。 pic.twitter.com/DSnuGMyiYV
「魔女」のもとのイメージは、ある女性。それで書き始めた前半部分だけが手帳に。ナイトフライト用の作品に悩んでいた時、ふと、これ行けるんじゃないか?と。そこから後半書きあげて。そんな作品。
タヌキもだけれど、あらかた出来たところで稽古場で即興的に続けたり、録音中にも変わったり。なかなかテキストが固まらず、どこに着地するんだ~と、直前までワタワタしておりました。
実は、2期・3期とも2位だったのですね。ほんまに3度目の正直でした。