川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

銀河鉄道の夜

 アニメ『銀河鉄道の夜』が放送される。見るの、何年ぶりかしら。

 一昨年、全編朗読をやっただけに、原作との違いとか、あ、なるほどそうしますかなところとか、あれこれ考えながら見てしまうのでした。
 ますむら・ひろしさんの漫画は原作通りなので、余計に違いは感じるのかな。沈没船の乗客だけ人間で描かれ、それがもろに「タッチ」のタッチなのが、一番違和感を感じるところ。
 白鳥の停車場で、ベンチの上に置かれた本が歴史の本だったのは、初期形・ブルカニロ博士版へのオマージュか。
 脚本が別役実さんなんだけど、これ、井上ひさしさんだったらどうだっただろうなぁ、などと考えたりするのは、夜にETV特集の30年前の宮沢賢治番組(井上ひさしさん出演)を放送していたからか。
 画面の暗さは、そこまでする?ちょっと不気味さ、暗示がちりばめられているのとかは、別役脚本だからか?
 活版所が暗すぎるのと、拾った活字を箱ごと落としてしまったシーンに「おい」と突っ込んだ相方は、印刷屋さんの息子です。
「落とした活字をそのまま使ったらあかんやろ」
 そもそも、このシチュエーションは、原作にはなかったですね。