川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

親切と丁寧

 携帯のショップで、なんかいらっとするなぁと思った。
 あ、データは取り出せたようです。良かった良かった。
 で、CDに焼いてくれているので、ショップに受け取りに行ったのですな。

「ここでコピーしていただく事になりますが、上書きになるので、今、入っているデータは消えますので、よろしいですか?」

 ……いや、よろしくないでしょう。

「2週間以上かかる」「取り出せるかどうかは判らない」と言われた訳で、この2週間、あれこれ再構築しておった訳ですよ。

「家のパソコンで使う事は?」
「専用なので、ショップの機械でないと出来ないですね」
「前のにも、今のにも、大事なメールとかが入っているんですけど」
「はい、でも、上書きされますので」
「どうにかできないんでしょうか」
「はい」
「……」
「どうされますか?」

 こんな感じのやり取りを繰り返したあげく、

「そうですねぇSDカードは入ってますか?」
「あ、はい」
「では、そちらにコピーをしていただいて、そうすれば消えてもそこに残るので、そこからまたうつしていただいて。ただ、それだと、今度はダブってしまうデータが出てきてしまうと思いますが……」

 あの〜、だぶったら消せばいい訳で、消えるよりそっちの方が手間はかかっても、良いですよ。と言うか、なんでその答えをすっと出してくれないのですか。
 こっちが何に困っているかが、判ってない、と言うか判る気が無いんだなぁ。

 丁寧だけれど、親切じゃあない。

 半月前に対応してくれた店員さんでもなんとなく感じていた違和感の正体は、これだな。