川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

初詠み

 うん、決めた。やっぱり今夜は物語騙りシリーズ。でもって、お客様選択方式。去年の「なんかやる夜」でやって、ちょっと面白かった試み。

 スピリットと言う言葉でいつも思い出すのは、西アフリカのダンスのワークショップでの講師の方の言葉。
「疲れたら休んでね。でも、さぼるのは駄目。スピリットが気付きますよ」

 と言うことで、オープンマイク「SPIRIT」にゲスト出演してきました。
 2016年の詠み初めであり、初ゲストであり。
 色々考えたのだが、物語騙りシリーズで行くことに。
 導入だけはシリーズ外から、干支にちなんで猿の詩「さる声」を詠む。 
 あとは、今回詠みたいと決めていた作品+お客様に選ばれた作品(選択詩と呼ぶことにしよう)。
 開演までの時間、お客様に詩のタイトルと元になるお話のタイトルのリストを託し、投票してもらう。
 一位は、「鶴の恩は返した」。実はこれは、選ばれなくても、お正月だからおめでたく、と詠むつもりだった作品。
 続いて、二位から三位(三位は同点二作品)を詠む。
「おにぎり」「王様の裸」「ピノキオ」。
 自分チョイスは、長い作品はオープンマイクでは詠めないので、「こどく(孤独・蠱毒)」。
 そして2016年の新作第1号「みにくい白鳥の子」。
 物語騙りシリーズのラストはやっぱりこれ。ネタのオンパレードの「童話の博物館」。auのCMには負けてられませんわ。
 以上、30分。
 無事、初詠み終了〜。
 オープンマイクには、長野からいらした方も……って、まつもと演劇祭を見てくださっていたとか。いやはや〜。デスる詩、おもしろかった、デス。お客さんが自然に声を合わせて「デス!」と言ってるのが、楽しかったデス。
 ユウサクさんのカンフーは、なんだかお正月のめでたい気分になりました。オープンマイクで言葉を発せず、演武。これがSPIRITの面白いところ。
 さとうさんの鉄道話、「早ければいいってもんじゃない」と言う言葉に、うんうんとうなずく。
 あしゅりんさんの、カードゲームを使った即興詩も楽し。
 あの人もこの人も、皆様、面白うございました。良い、年明けイベント参加になりました。ありがとうございました。
 そして、今年の予定がロクに決まっていない私ですが、詩に関しては、なんだか予定がうっすら決まってまいりました。

 店内の、2016。
 本番写真は、主催者のUra Ocbさんと大島健夫さん撮影。