川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

稽古開始!

 さて、気持ちを切り替えて、来週のお茶祭り企画に向けて、稽古開始である。
 大阪市の教職員の集まりで、語り芝居を上演させていただくという、ありがたいお話。
 メインは「セロ弾きのゴーシュ」。亀ではなく、今度は猫にカッコーに狸にねずみ。…結局、動物続きか。と訳のわからない感慨にふける。
 
 西川さんと共に、わが実家へ。父上・母上、お世話になります。
 時間に制約の無い実家での稽古は、お喋りにも花が咲く。…咲きすぎ?彼女と居ると、なんでこんなにお喋りが止まらないんだろう。
 いかんいかんと、稽古開始。まずは、導入の「雨ニモマケズ」。そして、林きりんさんの「私の来世」。会場となる講堂の舞台には、客席に向かって大きな階段がついている。せっかくだから、ここも使おう。「私の来世」は、マイムでの動きを増やす。ちょっとやり過ぎか、と思うぐらいに動きを付けておく。減らすのは後から出来るので。
 「ゴーシュ」に関しては、今日はさらっと導入と猫の部分を流してみる。スタンドマイクではなくピンマイクになったことで、動きの制約は無くなっている。少し、新しい試みを入れる。マイムでチェロを弾く感覚が、かなり戻ってくる。あれ?楽長さんが、前よりちょっと男前だ。自分の中から出てくるキャラクター達の微かな変化が面白い。去年やったものをなぞるのではなく、今、生まれてくるものを大事にしたい。

 さて、そろそろ稽古終了。実家稽古は、しばしばお食事付き。母の溢れるサービス精神から?娘の悪行にお付き合い下さる方々への感謝の念から?というより、娘の芝居より西川さんの音楽を気に入っているから、ではないかと思ったりもするのだが…。
 それにしたって、今日のは豪勢過ぎます。うな丼ですか。で、こっちのお吸い物は?あぁ、なんとこれは、松茸様。こ、国産ですか、ははぁ〜!うわ、銀杏も入ってる。お、おかあさ〜ん。美味しいです〜。号泣!


 お腹一杯で幸せ気分で帰り道。やっぱりお喋りは止まらない。「喉を休めなきゃ駄目でしょ〜」と言いながら…。
 あ、これもセッションなんだな、と思う。この果てしないお喋りが、本番での二人の間合いを作っているんだな、と。え?言い訳?やっぱり喋りすぎかな〜。二人で赤いバッテンの付いたマスクしないと駄目かな…。