ワークショップが終了。講師自ら「さぁ、ビールだ!」
と言うことで、ぞろぞろと会場へ。こういうとき、英語力がすっかり落ちている自分が口惜しいな。講師の方とは簡単な会話しか出来ないよ。
参加者のあの人ともこの人とも、お話しておきたいよと思いつつ、時間はあっという間に過ぎていく。締めが済んで立ち上がったら、あらら、後ろのテーブル食べ残しだらけ。不覚!途中でそっちに私が行けば、そんな事態にはさせなかったのに。料理してくれた人、食材を作ってくれた人育ててくれた人、食材の皆様、ほんまに、ごめんなさいごめんなさい。
さて、今から20年以上も前、『きりぎりす』というドラマが放送された。医療現場を扱ったもの。実は、私の父親は医師として、その製作に深く関わっていた。(ほぼ、監修だったらしい。)家には台本があったし、放送も見た。父の仕事の厳しさ、どれ程のものを背負っているのかを垣間見た気がした。母子家庭のような状態に不満もあったが、あれを見たら、そんなこと口に出来なくなったよなぁ。
その『きりぎりす』が、今年、舞台化されていたことを知った。知ったきっかけが、今回のワークショップ。ワークショップのチラシを見て、担当されている劇団さんのサイトを見た。すると『きりぎりす』上演の文字。「え?あの『きりぎりす』?」と驚いた。しかも、演出の方は、あの20年も前のドラマが今も心に残っていて、思い入れをもって上演されたことがわかった。さっそく、プリントアウト。過日の帰省で父にプレゼントしてきた。
そんな話を、打ち上げの席で制作の方にお話しする。奇しくも今日は親父の誕生日。ご縁だなぁ。
しかも、今日は私の友人の誕生日でもあったのだが、彼女が劇作家として賞を取った作品を上演したのが、この劇団さんな訳で、もう、なんだかご縁を感じまくり。
さらに、もう一つご縁の糸が繋がっているらしいことが判ってきてビックリ。
世界が広がったようで、あれ?狭くなりました?・・・このパターン多いよなぁ、私・・・