川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

観戦場風景でございます編

 野球もサッカーも、まぁ、そこそこの関心は持つけれども、熱狂することは、無い、かなぁ。あまりスポーツ観戦の趣味は無いのだ。見ている時は、まぁ、どちらかに肩入れはするけれど、と言う程度。だから、選手の名前とか、すぐに忘れる。
 どちらかと言うと興味を持つのは、戦いの周辺。ベンチだったり、客席だったり、解説だったり。

「ここまで、流れるような流れで・・・」

 とある日のWBC実況者の言葉。自分でも、何かおかしいと思ったんだろうな。一瞬、ほんの一瞬の微妙な間、そして素知らぬ顔で言葉を繋いでいく。だからなんだと言われると困るのだが、なんと言うか、思わず、と言うこんな瞬間が好き。

 さて、目下、楽しいのは大阪場所。これを見る理由も、客席。大阪場所に限らずだけど、お相撲は、常に客席が見えているのが楽しい。一喜一憂、あれやこれやの人々の表情やしぐさ。そこに大阪場所は、知った顔を発見してしまったりする事があるから面白いのだ。関東に居るとご無沙汰になってしまうタレントさんとか。で、ほんまに神田川先生はお相撲が好きなんやね。今日もニコニコと観戦。
 しかし、今日おかしかったのは、取り組みの真っ最中に舟を漕いでいたおっちゃん。あ〜危ないなぁ、と思っているうちに、船転覆。がっく〜ん。隣の人にしがみついて必死で起き上がる姿が、ばっちり全国に流されておられました。あと、気合の入った姿でいらっしゃる奇麗どころのお姐さん方も良いですなぁ。今日は座布団が飛び交って、必死で御髪を庇ってらっしゃる姿が。ちょっと慌てていらっしゃる姿も、艶っぽい。

 と、書いて居て気が付いた。これって、落語の相撲場風景の楽しさだ。そこで起きる、なんてこと無い人間模様。ふむふむ。

 大騒ぎ、おなじみの「相撲場風景」でございます。ってね。

 そんなことを考えながら過日の公演の半券チェックをしていたら、落語家さんのお名前が。微妙な偶然にクスリ。来て下さっていたのですね、ありがとうございます。あ〜、そういえば、実家に紅梅亭のビデオがあるはずなのに、貰って来るの忘れてた。しまったしまった。