子供たちと遊んでいると、時々、いやしばしば、ばしばし叩かれたり蹴られたりする。まぁ、ふざけてやっているんだけれど、たまに、しつこすぎたり度を越したり。まだ力の加減が判らない(でも力は強くなっている)年代の子の攻撃は、なかなか危険。
がしっと膝の下あたりに衝撃。いって〜。こういう場合は、ちょっとやり過ぎたかな、と気付いてもらうために積極的に痛さをアピール(いや、ほんとに痛かったんだけど)。悶絶。
「あ〜、もう、絶対、痣になる〜」「え〜」と、まだへらへらしては居るが、「こういう時は、なんかひと言、いるんと違うの?」と言うと、素直に「ごめんなさい」。その後は、「で、そっちも痛かったんと違うの?」「うん、でも、そうでもないよ」などと他愛もない会話。
それが金曜日。
さて、月曜日。帰って来る子供たち。「お帰り〜」。その子は私の顔を見た途端、「ねぇ、あそこ、どうなった?」
ふふふ、ちゃんと気にしてる。可愛いなぁ。
リコーダーの音がビービーと聴こえる。ピーピーではなく。ん?と覗いて、そうかぁ。指がまだ届かないんだ。下の方のドレミのところをしっかりと押さえられない。小さい子にはなかなか厳しい楽器であったのですね、リコーダーって。
「ねぇねぇ、靴下脱ぎたい」「脱げば?」「やだ寒い」「代わりの靴下は?着替えの中に無い?」「長いの無いもん」「じゃあ、しょうがないね」
さて、この子はなぜ、靴下を脱ぎたかったのでしょう。
……チクチクするからいや、だそうです。
可愛いお星さまの模様の入った靴下。その中に何か所か、ラメラメの銀のお星さま。あ〜、その裏がチクチクするのね。
それは、お母さんにちゃんと言いなさい、と言うのだけれど、なんだか言いにくいみたい。なぜなら、それは彼女自身が、これが欲しいと選んだものだから。
……靴下は試着しないからなぁ……
気に入って買ってもらったのに履き心地が悪い。そりゃあブルーになりますなぁ。でも、ちゃんと言わないと、今後これを履きたくないと言う理由はお母さんには判らないよ。がんばって、言ってみようね。
私もタートルネック……嘘です、子どもの頃はトックリです。トックリのセーターが嫌だと言うのをなかなか母に伝えられなかったなぁ。おえっとなってしまうのでした。
今でも、あまりがっつりとしまっているタートルは、無理なのです。ユニクロのコットンTシャツは気に入っているのだけれど、タートルの締まり具合が微妙に違ったり変ったりしていることがあるので、購入時はドキドキです。