久しぶりにひつじのショーンを見る朝。
ブーメランを貰ったが、それが何か判らず捨ててしまった牧場主。
それを使って的確に遊ぶショーン。
要所要所で、ディジュの音が流れる。ブーメランも、しっかりアボリジナルアートの点描がほどこされている。細かい。
しかし、最後はハンガーにされてしまうディジュ。
もうひとつのお話は、郵便屋さんに吠えかかってしまう犬のビッツァー 。怒ったご主人に外に出されてしまう。
笑いつつ、なんとかしてやろうと思うショーンたちは、いい奴らだなぁ。
郵便屋さん人形を作ってビッツァーの前に示して吠えかからないよう、あの手この手の訓練をするのだが、なかなかうまくいかない。
ドクター(白衣の羊、心療内科っぽい?)のもとを訪れるビッツァー。
今度は郵便屋さんの役をビッツァーにやらせ、 ビッツァーに扮したショーンが襲いかかる。要するに相手の立場になって考えさせると言う流れ。
これらが、当然ながら言葉での説明はいっさい無いまま進行する。でも、ちゃんと判るんだよなぁ。手がかかってる。細かい、上手い。この作品が愛される理由が判るな。