記憶の劇場 ―大学博物館を活用する文化芸術ファシリテーター育成講座「パフォーミング・ミュージアムVol.1(劇作家・森本薫プロジェクト)」関連演劇公演、「まだ生きてゐる」、無事終了いたしました。
私は『時間について』と言う戦前のラジオドラマを舞台化したものに出演。エレベータに閉じ込められたエレベーターガールと専務と探偵と老婆。ラジオドラマ台本であることを生かすため、効果音は、舞台の両サイドに座る役者たちがあれこれ小道具を使って出すと言う。昔のエレベーターの扉の音をそろばん二つで鳴らしたり、ブレーキ音がラチェットだったり。風の音だけはリアル風音道具が運び込まれていたけれど、なんだか空間になじんでおりました。あれ見ると舞台『ドレッサー』を思い出してしまう。
閉じ込められ、自分が行かねばとヤキモキする専務、それを知らずに、外では勝手に事態が進行し、むしろ彼がいないことで事態は好転。探偵は自分がひっかけられていることを知らず、エレベーターガールは多分、自分に思いを寄せている人が居たことを知らないまま。
今読んでも、面白いなぁと思うのです。
そうそう、森本薫さんのご長男さんが見に来て下さっていたそうです。
打ち上げは石橋駅近くの居酒屋でって、2劇行きつけのかさ家の並びではないですか。
……で、2軒目をかさ家に行ってしまいました。2劇の若者バイト中だし、言ってる間に稽古終わりの2劇が隣の部屋だし……
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