乗り打ち公演なので、初日の朝に小屋入り。劇亭は懐かしく、帰ってきた感。
セットは作らないお茶祭り企画にとって、あさくさ劇亭公演の仕込みとばらしで一番大変なのは、ピアノの移動。普段、下手に置かれているのだが、客席も下手寄りなので、我がまま言って、毎回上手に移動させていただいているのです。
床のパンチをめくり、下手に設置されているアップライトのピアノを上手に移動する。途中で向きを換えつつ、移動距離は数メートル。
特にセットを使わないお茶祭り企画にとって、多分これがメインの作業。このために、初日は人が必要。
10時小屋入り。小屋主の遠藤さん、ピアノの本多さん、お手伝いのHEROさん、私。
あれ?舞台監督兼照明長堀さんは?……渋滞にひっかかり、少し遅れますメール。
あらま。
やがて、長堀さん到着!
「おはようございま〜す」
「おはようございま〜す。ピアノの移動、終わってます!」
……この時、私はドヤ顔してたんだろうなぁ……
ピアニストさんは、ピアノ移動についても心得ていらっしゃいます。そして、新井さんと言う助っ人。小屋主さん、私。
いける?いけるかな?やってみます?あ、いけそう、いっちゃえ〜。となったのでした。乗り打ちだから、時間は大事。
その後は、粛々と作業が進んで行く。それぞれがそれぞれにやることを進めていく。
照明作業が終わるまでは、スタッフモード。お弁当を買いに出掛ける。おにぎりもあると聞いていた地元のお弁当屋さんは、残念ながらおにぎりはやめてしまったらしい。でも、お弁当美味しかったのでオッケー。次回もここかな。
小屋主の遠藤さんに見ていただくゲネを終え、夜の公演を前に、おにぎりを買いに。
もう、劇亭に来ると行ってしまう、日本料理の越後屋さん。ここのおにぎりは、しっかり握ってあるから好きなのです。お江戸風の桜餅もいただきました。