川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

『Bad Roadsー悪路ー』

 さて、昨夜、滑り込んで見てきたのは……

『Bad Roadsー悪路ー』
ウクライナ東部ドンバス地域を舞台とした作品。2014年からのロシアの侵攻を背景にした六つの短編をリーディングの形で。
 それぞれの言葉、行動は、どこかザワザワする。戦争が分断してしまったもの。
 クスッとなる場面もありつつ、性的な場面、暴力的な場面があり、それはリーディングの形だから冷静に見られるのかもしれない。リアルに演じられたら、きつい。けれど、集中するリーディングだからこそ、自分の中で容赦なく想像してしまうと言うきつさもあるのだな。
 そこにあるのは、今。今起きていること。
 金曜日、土曜日もあります。
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「紛争地域から生まれた演劇」シリーズ地域連携型プロジェクト・八尾(大阪)篇
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Bad Roadsー悪路ー
【原作】ナターリア・ヴォロズビート
【翻訳】一川華 【翻訳監修】村田真一
【演出】生田みゆき(文学座) 
【演出補】水野玲子(文学座
【出演】石村みか(てがみ座) 斉藤淳(劇団俳優座) 寺田路恵(文学座
花純あやの(セビロデクンフーズ) 三田村啓示 大江雅子 飯嶋松之助(KING&HEAVY) 竹内宏樹(空間 悠々劇的) 松原由希子(匿名劇壇)
大澤寧音 渡部もも 田中陽太
【総合プロデューサー】林英樹
【作品について】
舞台はウクライナの東部のドンバス地域。2014年から続くロシアによる侵攻を背景に6つの短編作品が展開される。ある女性ジャーナリストはリサーチのため前線まで旅をする。ある少女はベンチで兵士を待ち続ける。ある衛生兵は頭部を失った夫の死を弔う・・・。女性が体験する戦争をテーマに、戦時下の性や日常、ジャーナリズムや人質行為などを取り扱う。
ロイヤルコートシアター(英国)にて2017年初演。
【作者】ナターリア・ヴォロズビート(Natal’ya Vorozhbit)
1975年生まれ、ウクライナ・キーウ出身。劇作家として15作品以上の戯曲を執筆し、ロイヤルコートシアターや、ロイヤルシェイクスピアシアターなど、英国をはじめさまざまな国の劇場で上演される。作品の多くはウクライナの戦争を題材にしている。
※『Bad Roadsー悪路ー』の翻訳にはSasha Dugdale訳による英訳版を使用いたしました。
【上演日時】
12月7日(木)19:00
12月8日(金)14:00/19:00
12月9日(土)11:00/15:00
受付開始・開場:開演の30分前
■ビフォアトーク・アフタートークあり(詳細はSNSなどで随時お知らせします)
【会場】
八尾市文化会館
プリズムホール リハーサル室
大阪府八尾市光町2-40/近鉄八尾駅より歩いて約5分)
https://prismhall.jp/access
【料金】
一般 2,000円
U25(25歳以下)・プリズムクラブ(友の会)1,800円
ご入場は事前精算(友の会・劇場窓口購入)⇒当日精算(受付順)整理番号での入場です。
※U25チケットご購入の方は、当日年齢証明が出来るものをお持ちください。
予約受付開始2023年11月4日(土)10:00
【ご予約・お問合せ】
Web予約 CoRich!舞台芸術 https://ticket.corich.jp/apply/285446/
プリズムホールチケットカウンター
072-924-9999 9:00~19:00 月曜休館(祝日の場合翌平日)
※プリズムクラブ(プリズムホール)会員チケットはこちらのみ取り扱い。
▶公演チケットに関するお問合せ
メール badroads.osaka@gmail.com TEL 090-9657-2437(タケウチ)
▶友の会チケットに関するお問合せ
八尾市文化会館プリズムホール
TEL 072-924-9999 チケットカウンター 9:00~19:00 月曜休館(祝日の場合翌平日)