川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

桜、点描

 大阪は、ようやくお花見頃を迎えている。ということで、お買い物はテクテクお花見散歩を兼ねて、回り道、のんびり。

 高架下の小さな広場には、散り始めた白木蓮と咲き始めた桜の競演、饗宴。染井吉野ではないのかな、ちょっと違う桜があってお気に入り。花はピンクというより白。葉も出ている為か、全体に薄緑の印象でふんわり穏やか。
 横目で眺めながら、その先の団地横の広場へ。そこには、大きな桜の木が1本。その太い枝(直径15?くらいかな)が、ずいぶん前に、ぽっきり折れていた。今日見たら、その枝に花が咲いていた。もう、根からの栄養は届かない状態でがんばり続けて、花を咲かせたのかと思うと涙が出そうだ。

 足元に散っている花を、そっと拾ってお持ち帰り。水に浮かべて飾ってみる。とっちらかった部屋にも、ささやかに春。