川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

朗読と、口琴と、SM・・・

ochamatsuri2008-04-12

昨日は、ビリーズナイトVOL.3であった。

 VOL.1にも参加させていただいて、2回目の参加。今回は「すなの器」のお披露目でもあったのだな。
 私は普段通りリーディング。が、り・すなさんの「かわいい格好しましょうよ」と言うリクエストに、はたと悩む。う〜ん。シャツとスカートの組み合わせと、ワンピース(過日の親父のお祝いパーティに着たのん)を持っていく。で、はい、やっぱりワンピースね。takさんとり・すなさんと二人して「かわいい」だの「きれい」だのと盛り上げてくれるから〜。照れてしまいます。なんというか、女の子扱い、女性扱い、と言う経験が少ないせいか、どぎまぎしてしまうのでありました。
 リーディングには、BJだいちさんと落合朱美さんも参加。お久しぶりですとご挨拶。

 それにしても、始まらない。いや、到着したときから、音響セッティングに時間がかかってる?と言う気配。手伝う技術が無いので、控え室でメイクしたりなんだり。そのうちZULUさんも到着。しばらくしてスタジオを覗くと、あら、ZULUさんも音響作業だわ。さすが。
 
 と言うことで、いささか時間を押して始まったビリーズナイト。前回より、心地よく読むことが出来ました。音楽が入ることで、読み方が変わっていく。自分の詩に、自分で気がつかなかった要素を見つける面白さ。
 第1部は、ダミさんのベース、ビリーさんの笙、ラルフさんの口琴が即興で音を入れてくださっていて、それぞれのリーディングに気持ちよ〜く音が重なって。いいなぁ。で、はい、口琴が好きなので、かなり興奮していた私。堪能しました。後で少しお話させていただいて、また興奮。最近、この楽器がマイナーとは思えなくなって来たなぁ。行くところ行くところで、口琴を持ってる人に会うんですけど。

 ちなみに、第1部の最後は「すなの器」。朗読と音楽と舞踏。って、さっきまでスタッフのような顔をしていたZULUさんは白塗りの顔で舞踏家にシフト。あれよあれよと言う間に、物語の世界へ。

 第1部が終わり、休憩。そして第2部へ。ここでは、メイクを落としたZULUさんは、静かに言葉を紡ぐ詩人の顔。ダミさんの音と静かにセッション。心の中で、舞踏派詩人、と言うフレーズが浮かんでしまった私・・・。
 たっぷり聞かせてZULUさん&ダミさん終了。

 と思ったら、次は、次は・・・お笑いでした。急展開。滑り系のネタの連射。いや、楽しかったですよ。その間に、何やら準備が進んで音が入ったと思ったら、次は、次は・・・SMでした・・・。

 ムチとか、痛いのは、ちょっと苦手〜。・・・と言いつつ、2劇ではどつかれ役でムチだの筮竹だのでビシバシされたり投げられたりしてましたが・・・いや、あれは笑いを取っていたのであって、悲鳴を上げて痛そうなのは・・・。とは言え、自分では見に行かないものだと思うから、この機会にと思って見ている自分もいるわけだ。悲鳴上げる系は苦手だけど、縛るのは、ね、ちょっと面白かった。手早くそうなりますか、うむむ。アート、になるのか?で、なるほど、篳篥の音が合うのですね。
 え〜っと、実は、こう言うのを、人はどんな顔で見るのだろうと、かなり客席のほうを見てしまいました。はい。
 で、そのSMが終わるまでに諸般の事情により控え室に戻った私。そこに終わって戻ってきた縛られた状態の女の子。その、素な反応が面白かった。確かに、普通の明りのもとでその姿は・・・
「えっと、あ、ご、ごめんなさい、こんな格好で」「いえいえ」「あ、もうすぐ、ほどく人が来るんで」
 ちょっと安心。その場に居たの私だけやったから、ほどかないかんのかと思ったので。

 色んな意味で、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

 オールは出来ないので、電車のあるうちに帰宅。こんな時間でも満員ギュウギュウの東海道線。隣に立ってたおじさんの携帯の画面が嫌でも目に入る。あられもない姿のお姉ちゃんの写真付きエロメール。あ〜、SMショーより、公共の場でのこう言うのが、私は嫌だよ〜。そのおっさんと体を寄せ合う状態って、最悪だ。何を見るのも勝手やけどね、こう言う状況では、ほんま、やめて下さいまし。




 と、それはそれとして。

 みなさま、お疲れ様でした〜。ありがとうございました〜。