昨日は林家染雀さんの会に行っておりました。
実は高校の先輩。ただ、私自身はあまりつながりが無く……実は大学も(学部も)同じではあるのですが……、同じ高校の後輩からのお誘いで、行かせていただきました。
開演前に、繁昌亭近くで魚メインのお店へ。生のホタルイカやで〜。
桂あやめさんとの音曲漫才、姉様キングスでにぎにぎしく始まって、笑福亭生喬さんは、相撲場風景。この、出来事を点描していくようなパターンの噺も好きです。
そして染雀さんの愛宕山。
愛宕山〜。染雀さんの愛宕山からは、すなわち染丸師匠の愛宕山が浮かび、それは、「ちりとてちん」の徒然亭草若師匠を、つまりは先日亡くなられた、渡瀬恒彦さんを思い出す訳ですよ。「その道中の陽気なこと〜」ああ、いいドラマだったなぁ。あたたかい笑顔が思い出されたのでありました。
山を登る賑やかなやりとり、かわらけがふわっと風に乗る様、竹のしなる様、ほんま、楽しい噺やなぁ。あと、上方落語の愛宕山は、はめもので盛り上げてくれるのが好き。お囃子、鳴り物で、ほんまに、「その道中の陽気なこと〜」
後半は、あやめさんの「厩火事」。髪結い女のお咲さんの、あほで可愛い様が、なんとも言えません。
最後にもう一席、染雀さんの「淀五郎」。芝居屋には胸が痛い噺。ええ、痛いですよ。
久しぶりに落語堪能。誘ってくれた慶子嬢に感謝。