川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

受講講座

 教員免許更新講習は、いくつかの領域から、必修と選択があるのだが、桜美林の講習の中から私が選んだのは……

 実は、更新講習で真っ先に選択!とポチっとしたのが……

「博物館と学校教育」
 いやぁ、楽しかった。って、もう完全に好みの世界。講師は関東の方なので、もっぱら具体例は関東になるのだが、ちらっと、我がみんぱくの資料貸し出しプログラム「みんぱっく」の話が出てきて、テンション上がりました。
 これがまた、誰かさんが「学芸員はガン」などと言う不用意な発言をして、かなり胸がざわついていたところでの受講で、なんちゅうタイミングや、と思ったのでした。

 さて、その他には……
「学校・家庭・地域の連携」
 PTAってものの意義を改めて考えた次第。
 親と先生の会。それまでの父兄会と言うのとは違うものとして取り入れたはずなんだけど、結局、その本来の理想とは違う方向に行ってしまった(過去に戻ってしまった)のが、今起きてるPTA不要論なのかなぁと思ったりする。
 で、やっぱり、あまりにも多くのことを学校に求めすぎだよなぁと思うのです。子どもを育てるのは、親だけでも学校だけでもない。地域との連携。
 最近の自己責任論とか、「親は何やってる」「学校は何をやってる」と言う、どこかに全責任を押し付けてしまう、自分は関係ないと言う責任放棄は、やっぱり、違うだろ、と。

「性〜思春期の性と生を育てる」
 性と言うものを、いやらしいものとしてではなく、生きる力、ポジティブなものとして教えて欲しい。性を学ぶこと、性的成熟の意味、それは命に関わることなんだ、と。相手の人生、命、健康に影響を及ぼすこと。性的自己決定は相手の自己決定を侵害しないこと。相手との関係性をつくっていくことなのだ、と熱く語る講師の方の思いあふれる講座でした。

「行動に基づく理解、教育相談」
 認知行動療法は、なんとなく知ってると言うレベルだったので、改めて講義を聞けたのは収穫。
 学童での子供への対応とか、あれこれ思わず振り返っておりました。

 まぁ、なんだかんだで、駆け足で合計30時間の受講。勉強になりました。まだ、頭の中が熱を持ってる感じですな。興奮しすぎ。で、あれこれ気付きやら発見やらを喋りまくるから、寝不足になる。また、ちゃんと相手してくれる人だからなぁ。ここ一週間、巻き込んでしまった相方に、感謝。