川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

楽市楽座

 十三での学童仕事が終わり、そのまま楽市楽座の公演『赤いクツ』へ。
 見たい見たいと思いつつ、タイミングが合わずに見逃していたのだけれど、いやぁ、ここでされますか。バイト終わりで行ける〜と喜んでいたのでありました。
 ゲストバンドで、音太小屋の哲さん登場するし、ミツルギさんには再会するし(大阪に戻って初めてかしら)。
 長山さんに「おぼえてらっしゃるかどうか……」と言いつつご挨拶。「ああ、詩のボクシングの」とのお返事。え?そこ?
 実は、大学的に大先輩なのですわ。

 それはそれとして、面白かった〜。あっという間の2時間。投げ銭がひゅんひゅん飛んでくる、円形回転水上舞台。親子3人で全国を旅する野外劇団。
 娘の萌さんのしなやかさに脱帽。芝居をやってる学生さんに、自分と同世代がここまでやってるんだぜ、と言うのを見てほしい。こざかしい理屈のいいわけなんぞ、鼻毛の先でぷい〜と飛ばされまっせ。
 しっかし、若いと白塗りの乗りが良くて羨ましいわ。←どこを見ておる。

 実は、ここ最近見たいくつかの芝居に釈然とせず、自分の感性が鈍っているのか、嫌なダメ出し体質になっているのかと凹んでもいたのだが、う〜ん、なるほどな。不満に思っていたことが、この舞台では当たり前のようにクリアされていて、そうそう、そういう事なんだよ〜と。ちゃんと自分が面白い!と思える芝居があるということが嬉しくなる時間でもありました。



 開演前、歌う役者さん達。
 用意してくださっている虫除けスプレーの似合わなさがたまらない。