川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

「楽屋」

 そうそう、アートひかりさんの公演を観に行ったのでした。
 別役の『死体のある風景』と、清水邦夫の『楽屋』二本立て。
 別役作品って、若い頃は苦手だったのだけど、面白いと思うようになった私の中のなにが変わったんでしょうね。
 あの、じわじわ~っと来る感じ。やってみたいな、と思っている自分がいる。
 アートひかりさんの『楽屋』は、実は3年前のフェスティバルで観ているのだけど、あれは全団体が共通のセットでそれぞれの『楽屋』をやると言う制約があったから、今回の方が好きにやってる感。あの年は、自分自身も楽園王で『楽屋』をやることになってたから、観るスタンスも違う。今回は、好きな戯曲を楽しむと言うスタンスでいることが出来ました。
 にしても、よく喋る芝居だな。
 演劇を題材にした芝居は、その構造の中で、人のありようを突き付けてくる。生き続ける苦しさと可笑しさ。そういう意味で、あのセットは秀逸。転換をなぜあんなに隠すのかと思ったら。開演してしばらくはわからない。明かりが入ってクリアになった瞬間に、やられた!と思ったのですよ。
 で、改めて、『楽屋』は面白いと思う。二人芝居ではなく、でも、大人数ではない程よいコンパクトさ。女優のための芝居。
 以前、「なんで女優は『楽屋』ばっかりやりたがるんや」と言った人がいたけれど、それって、女優がメインで思いっきりやれる芝居が少ないってことじゃないんですか?と思うのですよ。

日々楽し

ミルクティー

 茶淹さんも書いてらっしゃったので、シェアしてみる。
 茶淹さんは、こんな愉しいお店です(笑)。

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ちりもん

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 スーパーで、上乾ちりめんが安かった。チリモンがいっぱいで、つい楽しんでしまう。

急須

 ようこそ我が家へ。

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 大きめの急須が欲しいと前から思っていた。結婚したばかりの時に買った土瓶タイプのはあるのだけれど、ちょっと使い勝手が悪いところもあったので。
 と言うことで、茶淹さんにそんな話をしたのが、いつだっけ?茶淹さんの新しい店舗のカウンターの上で、大きめ急須がずっと待ってくれていたのでした。
 今日こそは連れて帰ろうと思っていたはずの先日、すっかり忘れてた~。
 てことで、2劇を見に十三に行った相方が連れて帰ってきてくれました。
 うふふ。萬古焼きですのよ。

ウロウロ十三

お茶の時間

  久しぶりにゆっくり十三西口。一週間前は、本番前のひと走りや買い出しでパタパタバタバタしていた商店街をゆるっと歩く。

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 はい、茶淹さんへ。今日は高知のお煎茶。津野山茶と言うのをいただきました。
何度かここでお会いしている常連さんともお喋り。その方が帰られた後に来られた方に便乗して、ミルクティ飲み比べ茶会状態。なんだこれは(笑)。しかも、その方とは、宮沢賢治がらみで共通の知人がいることが判り、びっくり。

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 茶淹さんとは、たこふくさんがどうされているのかと言う話題にもなっていたのだが、この後、まさかニアミスとは……

たこふく

 茶淹さんですっかりくつろいで、「むーさん、そろそろ時間ちゃう?」
 あらあらと腰をあげ、スペースコラリオンさんへ。古巣の第2劇場の若者達が公演をしているので、ちょいと観劇へ。日曜日まで自分が立っていた舞台を客として見る不思議。
 2劇を見に来たと言うより、管理人Kさんに会いに来た感もあるが。
 と、終演後、実はたこふくさんがいらしてたことを聞かされる。ええ~。お、お会いしたかったです(涙)。
 まぁ、でも、近況を伺うことが出来て良かったです。願わくば、もう一度、あの小玉のたこ焼きを食べたかったなぁ。

ちゃっぴー亭

 終演後は、かさ家十三店ではなく、最近不義理が続いているちゃっぴー亭さんへ。

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 ここは、飲まなくてもいい夜定食があるのがありがたし。ひとり飲みは嫌いじゃないけど、昨日は座ってみて、「あ、ご飯食べたい」と思ったのでした。
 まっとうな晩御飯。ごちそうさま。

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このお店を紹介してくれたのは、東京のケイコちゃん。こう言う繋がりも面白いなぁ。

次は、東京へ

さて、大阪公演が終わって、来月は東京公演です。
大阪の会場が工場リノベーションで、白い抜けのある空間。
対して、東京公演はご自宅一階を改装した手作りの劇場で、ぎゅっと濃密な空間と言えましょうか。舞台監督兼照明は楽園王の長堀博士さん。大阪とは、また違った味わいになるのではないかと。
よだかの思いと、かわせみの思いを大切に、飛翔いたします。
関東方面の皆様、お待ちしております。

 

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