かぼちゃよ、それはお前のために立てた支柱ではない。
一生懸命伸ばしてきた感が、たまらん。
コンポストからにょきっと生えてきたかぼちゃは、あれよあれよと成長し、目下、受粉した3個は着々と成長中。まぁ、お味は収穫してみないと判らんので……なんせ、一昨年のミニかぼちゃは、見た目は好かったけど、水っぽくて残念な出来だったからな。
ジェンダー問題
5年生が、お洒落なハンドバッグを片手に帰ってくる。ああ、そう言う学年だね。
今時の小学生は、裁縫道具もお洒落である。
「いいねぇ」と言うと、「見てもいいよ」と言う「見て見て」と言う心の声が聞こえそうな返事。中身のラインナップは変わらないけどね。
私の頃は、箱形が定番。今も使ってる。これを見るたびに思い出すんだよな。初めて出会ったジェンダー問題。
これ、柄が2パターンあった。剣玉と独楽とヨーヨーの柄と、手鞠の柄と。
姉が確か手鞠柄だったのと、当時、独楽やら剣玉やらが好きだったので、私は前者が欲しかった。
ところがこれ、女子は手鞠、男子は剣玉と言うのが定番だったようで、担任も、裁縫道具注文しますと言って、男子、女子の人数で申し込もうとしていて、「え?なんで?」となったのだ。
特に、何かに抵抗しようとかそう言うことではなく、私は剣玉柄が欲しい。申込書には男子女子の区別ではなく、柄での区別しかないのだから
「私はこっちがいいです」
それは、ごく素直な思い。でも、その時の担任の「え?」と言う反応は覚えている。大学出たての新任の男性教諭。まぁ、中学行ったら、女子は家庭科、男子は技術って時代だしな。
おかしいと思ったらちゃんと主張しないと、自分の欲しいものは手に入らないと学んだ出来事。主張することへの自信にも繋がった出来事だったんだな、と今にして思う。
ジェンダー問題でもうひとつくっきり残っているのは高校の部活帰り。
傘が壊れて「裁縫道具があれば」と言う後輩男子に、持っていた携帯用裁縫道具を貸した。それを見た同級生男子から「やったげたらいいのに~、女の子やろ」と言われ、心の底から「はあ?」と思ったのでした。
いや、ほんと、最初、何を言われているのかが、さっぱり判らなかったのでした。
最近ショックだったのは、学童でのこと。
学童って、多学年がごっちゃになって過ごすわけで、生意気な口の利き方をする下級生と言うのがいるのですね。で、まぁ、割りと誰に対しても上から目線で物を言う低学年の女子に対し、「お前、女のくせに生意気やねん」と言った男子がいたこと。
「下級生のくせに」だったら判るのだけど……ねぇ。
昭和ではない、平成すら過ぎて、まだ、これなのか。
お茶の時間
畑の客
今朝の畑にいらした方。
茎ブロッコリーの種を採ろうと手を伸ばしかけて、慌てて引っ込めましたわ。
十三コース
大阪市内の小学校は今日から通常に。学童バイトは久しぶりのお迎え業務。新一年生を迎えに参上。
早上がりだったので茶淹さんへ。ここで知り合った常連さんもいらして、カウンターは満席(2席)となりました(笑)
甘いものが欲しくて、みたらし団子。番茶でいただきました。
新茶を買うつもりだったのだけど、さて、どれにしようかな。迷って悩んで、宮崎産の釜炒り茶を購入。
コラリオンさんにも顔を出し、十三お約束コース。
埴輪
少し前に、古墳の円筒埴輪が持ち去られたと言う事件?のことを書いていたのだが、その結末が報道された。
私は微笑ましく思っているのですが、ヤフーのコメントはやたら非難がましくて、なんだかなぁ。
子供たちにとっては、宝探し的な冒険、ワクワクだったんだろうと思う。何か出てくるかも、と小学校の校庭をむやみに掘った記憶がありますよ。結果、めっちゃいい感じの粘土層が出て来て、しばらく粘土掘りがブームでした(笑)。
子供たちの好きな小説や漫画には、うっかりお宝を堀り当てたり、そこからタイムスリップしたりってのがあるし、憧れのシチュエーションだったろうなぁ。
いつ頃から、地元の人達のタケノコ掘りの場だったのかな、と思うのです。史跡としての指定以前から、地元の人達の憩いの場であったとしたらってことも考えてしまいます。
で、これ、私は文化財行政の失敗のような気もするのです。
守るべきもの、地元の自慢のものであり、タケノコ掘りをすることが何故だめなのか、と言うことが、肝心な人達に伝わっていない。
「禁止」のひとことで、寄るな触るな関わるな、になってしまってないか?地元に素晴らしいものがあるんだよ。散歩していて発見があるかもしれない。その時は掘らずに知らせてね。と。看板や広報紙でのお知らせではなく、体感する、生きた歴史教育の場にすることを怠っていなかったか?と思うのです。
もちろん、あかんことをしたことへのお灸は必要。でも、そこで終わってしまったら、「近寄らない、興味を持たない」になってしまっては、なんのための教育委員会だ、と。
お説教だけして、その好奇心を芽を摘むことはして欲しくない。なんなら、発掘調査(やるのならば)に彼らを呼んで欲しいと思う。出土品の整理作業、マーキング、接合、復元、図面書き。学びのチャンス。
反省しろ!二度とやるな!で終わらせるのは、あまりにもったいない。やってしまったことの意味、それらをどう扱うのかを体感すれば、それは次の世代にも引き継がれるのではないかな。
正しさだけでは、大切なことは子供の中に落としこめないな、と思うので。
そして、やらかしたことの責任を感じると言う意味でも、あの円筒埴輪はプロフェッショナルに修復して、役所なりに展示して、子供達、その親たちに見せて欲しいところ。
……ちなみに、20代の頃に勤務した高校の隣には須恵器窯があり、表採した須恵器片を持ってらっしゃる先生がいらして、ありがたく授業で使わせていただいたり、「生徒連れていくので、一緒にどうですか?」と同行させて貰ったりしました。
おデートと梅雨仕事
おデート
昨日は、相方とお出掛け。二人でご飯を食べに行くのは何カ月ぶりだ?
お茶祭り企画で作曲演奏をしてくれている千紘さんが、豊中市内のお店でピアノを弾いてると聞いたので。
チョコレート色のグランドピアノ。ゆるっと奏でる千紘さん。音楽はBGMになるからいいよなぁ。芝居や朗読は、そこが難しい。
場所は豊中市役所の近くにあるサマルカンド柴藤さん。串揚げとお寿司が売りっぽかったので、その両方が入っているコースで。
稚鮎の串揚げにテンション上がりました。
さて、千紘さんはピアノを弾くだけではありませんでした。お客様も加わる時間もあり……シンガー千紘にドラマー千紘。
で、つい、……歌う自信はないので朗読を。手元にあった宮沢賢治詩集から「あそこの田はねえ」。即興で伴奏していただきました。
久しぶりの外食。久しぶりの人前。ああ、やっぱり、人を前にして、届けたいよ。
梅雨のお仕事
梅雨時の、大事なお仕事~。
新生姜の甘酢漬けと砂糖漬け。
砂糖がきび砂糖なので、黒っぽくなるのは、やむなし。
しかし、砂糖漬けは煮詰めるのに時間がかかる。結晶化するまでに、汗だくだく。なのに、あっと言う間になくなるのよね。
今、乾かしているんだけれど、その間にも減っていく。
「目の前にあると、ついなぁ」by相方。
「やっぱり、からいな~」と言いつつ、まだ手を出しておる(笑)
そして、もういっちょ、おまけ。お鍋に残った生姜エキスの染み込んだ砂糖。そこに、辛み抜きのために茹でこぼした時の生姜エキス(辛み分、多し)の含まれたお湯を注いで煮詰める。ま、これは、しばしほったらかしておいてよし。自家製生姜湯になるわけだ。
凍らせて、ガリガリ削ってもよし、炭酸で割ってジンジャエールもよし。