川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

トイレとアイデア

 野江内代(はい、大阪以外の方へ。「のえうちんだい」と読みます。)へ。はじめましてアトリエS−pace。劇団ことのはのS川さんがこさえた劇場。一周年記念企画「裸の劇場」に参加する第2劇場のお手伝いに入る私。だから、なぜ、劇団員である相方が居ないって話しだよなぁ。
 着いたらさっそく、小屋主様とご挨拶。ほぼ、年賀状でのご挨拶やり取りだけの私に、にこやかに声をかけてくださるのが嬉しいです。でもってさっそく、びわ湖ホールのための署名が待っていた。はいはい。
 さて、私は何をすればよいのかねぇ。お仕事振って下さいまし〜。劇団員は昨日から入っているわけで、こっちは要領判りませんってば。

「Hさん、午後から来はるんですよね〜。」

 え?

「あれ?メール来ましたけど。」

 来てないぞ、私には。

 どうやら、仕事に何とか区切りをつけて、初日に間に合わせたらしい。無理したんだろうなぁ。大丈夫かなぁ。

 って言うより、それ早く連絡してよ!お宿(私の実家のことだが)の都合ってもんが・・・。慌てて女将(だから、母のことだって)に連絡。「母上様、一日早くなりました。お布団出しといて下さいませ。」ちょっと、楽屋でするには恥ずかしい電話でありました。

 あれよあれよと時は過ぎ、ゲネプロ。でもって、だめ出し、手直し。そして本番。
 今回は、本来なら客席を組む側を舞台にしている。なので、トイレが舞台上(要するに、これをセットの一部にしたわけだな)。開演までの時間、トイレに行きたいお客様をご案内する係を拝命。開場直前、いささか緊張。「客入れするの、めっちゃ久しぶりなんですよ〜。」と座長にぼやいてからスタンバイ。
 つい、「ごゆっくりどうぞ〜」とか「お疲れ様でした〜」と言いそうになってしまう。そら違うやろ・・・。

 お客様の通り道に、パネル裏がむき出しになっている所がある。これがどうにも気になる。今回のタイトルは、『超巨大英雄博』。ヒーローが出てくるんだよなぁ。う〜ん。あ、そうだ。ちょいと、アイデアが浮かぶ。T家さんに「どうやろ?」と聞いてみる。「いいですねぇ。」との返事。よしよし。もう一度考えて、座長の下へ。「やってもええ?」「ええよ、やって。」よっしゃ〜。明日に向けて、ワクワク。ふふふ。