川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お月見前夜

ochamatsuri2009-10-03

 (注)水都日記にスペースを割いていたら、普通の日記がっ・・・。
    と言うことで、これは10/2の日記だったりする。

 昨日のケンミンショーで取り上げられてましたな。お月見団子。

 そう、大阪では楕円形と言うか紡錘形と言うか、要は棒状のお団子に餡子が巻いてあると言うのがお月見団子。

 もちろん、三宝にまん丸お団子が積み上げられている姿は知っています。でも、それは昔話とか漫画の中の事で別世界。現実のお月見団子に対する認識は、上述の形になる訳です。

 はぁ、こっちでは売って無いわねぇ。桜餅は、関西風のは「道明寺」と言う名で売られているし、ひなあられもチョコレート入りでなければ入手できます。でも、お月見団子は、・・・無いなぁ。

 あの形、ケンミンショーで聞かれた和菓子屋さんは月と雲と言う風流なお答えをされていたけど、私は里芋の形と聞いていた。十五夜のお月様は別名芋名月。秋の実りに感謝する訳で、ススキが稲穂の見立てなら、お団子は里芋の見立てと言う方がしっくりくると思うのだが。ま、諸説あるって事で。

 里芋は、お月見には煮物より衣かつぎにして食したい。それには小芋が欲しい。うむむ、買い物に行ったが、大きいのばっかりだなぁ。比較的小さめのを選んで購入。蒸すか煮物にするか、しばし悩むのである。

 ススキは、一昨年採集した公園へ。去年は出遅れたのか、穂は全く見当たらなかったが、おぉ、今年はまだモリモリに茂っているわ。遠慮がちに2本頂く。住宅街で鋏持ち歩きは、通報されそうでちょっとドキドキよ。


 しかし、このお天気。お月さんはお顔を見せてくれるのかしら。空を眺めて憂いのかぐや姫。いや、かぐや姫は月が見えると憂い顔か。