川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

出港出航しゅーっと行こう

 ゆるりと、お茶祭り企画の稽古が始まっております。

 まずは、作品をどうするかと言う問題があるわけで・・・。

 メイン作品は『セロ弾きのゴーシュ』で。と言うのは決まっているのだけど、前半部分をどうするかが問題。過去に、『ゴーシュ』メインで2回やっているのだが、この2回も内容が違っている。さて、今回は?

 流れとしては、2回目にやった分。10代20代30代と年代ごとの宮沢賢治を追っかけて行く。そのために選ぶ作品は?そこは、ちょっと変えたい。

 短編は、1回目の時にやった『毒もみのすきな署長さん』をやろうよ、と言うことにはなっていたのだな。これは、周りから「あれ、もう一度」と言う声があったのだ。今日、ざっと通して、うん、やっぱりこの話は面白いなぁ。音楽は前回と同じでも、やっぱり、どこか違う。それは、5年と言う時間の所為か。・・・って、ええ〜、この取り組みを始めてから5年になるのかぁ。そこにびっくりだよ。

 詩は、導入の『雨ニモマケズ』と林木林さんの『私の来世』のセットは定番。あ、そうですよ〜。詩ボクファンの皆様覚えてますか?林木林さんが全国大会で読んでらしたあの作品ですわよ。ええ、川島風で読んでしまいますが・・・。
 あと、倒れた時期の詩をいくつか。これは2回目にやったのだけど、取り上げる作品を一部変更。第1部のラストの詩も、初挑戦。これは、早い段階から今回はこれ、と決めていた作品。前回の稽古で軽く音をつけてみていたのだが、西川嬢は、ちょっと悩みモード。で、今日。どきどき。合わせてみる。あら?お?自分の中で立ち上がってくる光景がクリアになる。あぁそうか、ここはこう読むんだ。声の出し方が考えていたのから変わる瞬間。ん〜、そうそう、これだ。共同作業をしている喜び。嬉しくなる。

 短歌も、変更。絶対はずせないと思っていた3首に、今回読み直して「お、こんなのあった!」と思った2首を加える。うふふ。


 と言うことで、『ヨル♪宮沢賢治'10』は、ゆるりと船を漕ぎ出しました。港を離れ、もう戻れません。無事、綜合藝術茶房 喫茶茶会記にたどり着けるよう、乗組員一同・・・あれ?誰が船長で誰が漕ぎ手?ってか、乗ってるのは何人?。いやまぁとにかく、乗組員一同、しっかと漕いで参ります。あとは、迎えてくれる人々の声が頼りです。
 はい、皆様どうぞ11/14は喫茶茶会記へ。

 御予約、絶賛承り中!