川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

学ぶ、喋る、・・・食べるっ

 友人とランチ。
 約3時間、喋り倒す。でも、まだまだ時間が足りなかったね。
 表現教育指導仲間。そういえば、一緒に学んでいたけれど、私的な話をゆっくりする間は無かったのだよね。と言うことで、一度ゆっくり会おうよ、だったのだが・・・。
 意外な共通点があってびっくり。いやぁ、大阪に連れて行って、みんぱくを案内して差し上げたい。うむうむ。
 それぞれが関わった、あるいは関わっているワークショップについてのあれこれ。学びたいこと、やりたいこと、絵本の事、・・・話す事は尽きません。また、会おうね。

 学ばないとね、勉強しないとね。と言うのは共通する思い。この歳になると、自分から学びに行かないと駄目だね。でないと、誰も叱ってくれない、駄目出ししてくれない。いくらでも、自分に甘くなってしまう、ぬるくなってしまう。そんな話もした。
 で、そんな話をする時、必ず思い出す、ある大物女優さんのお姿。数年前に参加した朗読クラブに、いらっしゃっていた。「だって、まだまだ勉強しないと、判らないことばっかりでしょ。」もう、80代のはず。あぁ、自分はなんと甘ちゃんかと思ったですよ。

 そう言えば、自分から学びに行かないと、と言う話は、前日に別の人とも話したんだったわ。

 昨日は、千賀ゆう子さんの平家物語のワークショップ。
 後半、『足摺り』に入りました。俊寛が鬼界ヶ島に残されてしまう所。千賀さんが読んでくださった後について読むのだけど・・・ゾクゾクしました。俊寛の絶望が、なんと生々しく響いてくる事か。千賀さんの語りの迫力に、聞きながら泣きそうで・・・ついて読む事をうっかり忘れそうでした。
 歌舞伎で描かれる俊寛は、自らの意思で残るのだけど、そうか、もともとの平家物語では実にドライに、否も応も無く俊寛は残されてしまうのだ。船に必死で取りすがる描写が、もう、せつなくて苦しくて。あぁ、ちゃんと読めるだろうか。次のお稽古がこわいよぉ。


 それはそれとして、秋です。明日の午前中、栗が届きます。銀寄。大好きな栗。丹波より絶対、銀寄と思っている。箕面の滝道で買えるのよね。ムフフ。そろそろ実家にお願いしようと思っていたら、母から送るよと連絡。ありがとうございます。栗くり坊主(栗剥き)を持って待ち構えておりまする〜。

 勉強の秋、食欲の秋、飽きることなく深まって行くのです。