近所の施設で敬老週間のイベントに呼ばれてきました。
ボランティア公演。内容は、簡単パントマイム講座と、ひとり語り芝居「くもの糸」。
敬老と言うより、相方と自分の両親に観てもらうつもりでやりました。
まぁ、大正生まれの方も随分いらして(うちの親父は昭和ひとけた)、私はひよっこ気分になりましたよ。40代なんて、まだまだです。
はつらつとお元気な方もいらっしゃれば、座っているだけ?と思える方もいらっしゃる。でも、きっと聞こえている。楽しんでもらえるようにと思いながら語り、くもの糸を上って来ました。
……しかし、毎度、下の方にたくさんの罪人がぶら下がっているのを見た時の恐怖ったらないです。心情としては、かなりカンダタ寄り。お釈迦様、そら無茶です。と、思ってしまいます。まぁ、だから、「くもの糸(意図)」なんて詩を書いてしまうのだが。
終了後のおやつタイムをご一緒させていただき、お喋りをして……手を振って「こっちこっち」。うん、女性は元気だなぁ。人生の先輩方との貴重な時間をいただきました。ありがとうございました。
職員の方に、あれ?どこかで見たことがあるような気がする方が。ん?どこで会ったのかしら?と内心首をひねっていたら、向こうも、あれ?と思っていたらしい。
「どこかでお会いしてません?」
と声をかけて下さった。
「私も思ってました。どこでしたっけ?」
「もしかして、○○に来てませんでした?」
……あ!
もう何年前?こちらで暮らし始めて1年ぐらいしたころかな、1ヶ月ばかりで辞めてしまったファミレスバイトの時に会ってた人か。
ん〜、あの時、指導してくれてたお一人は、近所のコンビニにいらっしゃるし。
自分の中ではすっかり遠く忘れかけている事が、ふいっと目の前に現れてびっくりですな。