川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

小屋入り迫る

 と言う事で、今日も某劇場にて稽古、通し。
 二本立てのもう一本「明るい夜」の通しを見て、もう一度、「塔」の世界を見つめる。私の役目。この芝居の中での役者としての役目と、この世界の中でのこの役の役目。
 胸の奥がぎゅっとなる。この感じは悪くない。これは不整脈ではない、はず。

 生と死の物語。

 ああ、そうなのかと思う。いってしまった友、いかなかった自分を思い出す。

 シンプルな舞台で繰り広げられる物語は、どこか象徴的。筋を追うと言うより、感じる舞台。

 ……おっと、だからと言って難しげなお芝居では無いです。言葉の響き、見た目の可笑しさも。でなきゃ川島むーが出ておりません。

 明日は、稽古場での最後の稽古。明後日はいよいよ小屋入りです。