川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

箱根駅伝の人々

 足は早くない。でも、走るのは嫌いじゃない。
 だから、テレビでマラソンや駅伝を見るのも嫌いじゃない。
 ただ、箱根駅伝は、関西にいるとピンと来なかった。神大神戸大学でないと知った衝撃、これは関東の大学の大会と知った時のがっかり。
 だから、興味を持つようになったのはこっちに来てからかなぁ。なんせ、戸塚。ええ、戸塚中継所ですよ。歩いて行けるじゃないですか。とは言え、毎年お正月は帰省。結局、帰省先で中継を見ていた訳で……
 帰省をせず、珍しく戸塚で過ごした今年のお正月。せっかくだから、行ってみる?と復路を見に行きました。
 戸塚中継所を過ぎた下り坂の途中。ああ、こんな風に地元の人は楽しみにして観戦してるんやなぁ。と思いましたよ。隣にいたご婦人は、走って来る選手一人一人に、「○○さ〜ん」と声をかけていました。おつまみとアルコール片手にのんびり眺めている人も居て、それぞれのスタイルで、毎年ここに来ているんだろうなぁと。
 一方で、すぐ近くにいた人が選手のお知り合いだったようで、それは、やっぱり、楽しみにして来ている人とは声の深みが違うんだなぁと。多分、お友達。同じ選手の名前での応援の声掛けでも、他人と身内との違い。ふむ、なるほどと思うのでした。



 と言うことで、私の興味の方向は、もっぱら、周辺だったり、サポートしている人たちだったりするのだなぁと。自分の指向を再確認した次第。
 選手が走って来るのを待つ、人、人、人…… と、スタンバイ中の白バイさん。

 そして終わって帰る人波。