川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

 お節覚書

 来年のために、ね。 
 実家の母のこさえる立派なお節を思うと恥ずかしい限りだが、まぁ、自分のできる範囲で。ほんと、なんであの人は、あんなにちゃんとしたお節を作れるんだろう。もう、尊敬するしかないです。



 自分で準備したもの……筑前煮、高野豆腐の煮しめ、田作り、たたきごぼう、ふくさ焼き、紅白なます
 買って来たもの……かまぼこ、にしん昆布巻き、かまぼこ昆布巻き、数の子、黒豆


 お屠蘇のベースになるお酒は、先日の公演で2劇さんからいただいた、盛岡のお酒。
 お雑煮は、相方の実家は普段のお味噌汁にお餅。なので、ここは川島風で。
 一日は、おすましにお餅とカシワ(鶏)と水菜のシンプルなもの。大阪なんだが、白味噌ではない。これ、長年の謎だったのだが、大阪(船場あたり)では、一日は白味噌、二日はおすまし(あずま汁)と言う風習があるらしく、これが取り込まれたのか?しかし、なぜあずま汁だけ?
 ……祖父母が亡くなっているので、真相は不明。家事のあまり出来なかった祖母のため?と言う説も……
 二日目は、母の実家風。いわゆる関西風の白味噌仕立て。

「お豆腐まで丸くしたいと言う気持ちで、丸い具を入れるの」「お餅がお椀にひっつかないように、お椀の底に、少し野菜を置いておくの」

 母の料理をちっとも引き継げていないけれど、こう言うことは、覚えているんだよなぁ。
 それにしても、これも文化の違い。こっちではお餅売り場に丸餅の少ないこと。