川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

友あり、その1

 友あり、遠方より来る。
 芦田みのり嬢が、高台寺百鬼夜行展を見に行くと言うことで、京都デート。
 平日の朝9時半現地集合。まだ、シャッターの閉まっている祇園界隈をちょっと新鮮な思いで眺めつつ、高台寺へ。
 北政所、おねさんが眠るお寺。お二人を祀る霊屋は、天井に、おねさんの御所車と秀吉の御座船の天井が使われているとのこと。
 おねさんの像の下に、おねさんが土葬されているのだと言う。大河ドラマでたくさんの女優が演じてきた北の政所。その誰でもない、生きた、生身の彼女の存在を、生々しく感じたひと時でした。
 お庭をぼ〜っと眺めたり、お抹茶いただいたり、応挙の足無し幽霊の絵を見たり、九十九神の愛らしさに微笑んだり。
 地獄極楽の絵は、芦田みのり&かとうゆかのおも茶箱に呼んでいただいた際、三人で絵本『地獄』『極楽』をやっただけに、なんだか懐かしい気分。あの構成で、こっちでも出来ないかなぁ。誰か一緒にやりません?

 高台寺のあとは、フォーエバー美術館へ、草間弥生を見に行きました。祇園甲部歌舞練場内の、大正2年に建てられた伝統的日本建築の有形文化財、八坂倶楽部を、現代美術館として運営しているとのこと。
 カボチャカボチャ水玉水玉ぐるぐるキラキラ。
 見え過ぎてしまうことの苦しみと、喜びと。

 あ、写真は整理して、また改めて。
 取り急ぎ、一番のお気に入り写真は、みのり嬢のひょっこりはん(笑)。