川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

文京散策→JETな夜へ

 お昼を食べた後は本郷の図書館へ。
 今の住まいは図書館は近いのだけど、蔵書が思った以上に残念な感じだったので、全集やら作家研究やらがど〜んとある図書館に(しかも、結構遅くまで開館している。さすが文京区)、クラクラ。
 宮沢賢治関連本と全集積み上げて、午後を目いっぱい使う。た、楽し過ぎる。この作業が好きなんだと改めて実感。
 とは言え、閉館時間までは居られない。JET POETに参加するため、そしてその前に利さくさんのおにぎりで腹ごしらえをしようと腰を上げる。

 おや、雨。

 まぁ、降るとは言ってたよねと折り畳み傘を広げて余裕綽々で歩き出す。
 あ、あれ?この雨、なんか様子が……団子坂に出る事には、ばっしゃ〜とバケツをひっくり返したような雨。折り畳み傘ではどうにもこうにも。
 目の前に見えた銀行の軒先に飛び込む。同じく雨宿ってる人と「参りましたね〜」「まさにゲリラ豪雨」「いやはや」と言葉を交わしつつ。
 高校生は、うわ〜、ぎゃ〜と大騒ぎしながらびしょぬれで走って行くのだが、なんとも楽しそう。一方で、自転車に子供を乗せたお母さんは、びっしょ濡れになりながら必死で漕いでいる。子供は大泣き。お母さんも泣きたい気分だろうなぁ。
 少し、ましになったかなと言うところで飛び出して、あと、少し。うわぁ、また激しくなってきたよ〜。
 バタバタとおにぎりの「利さく」さんに飛び込む。ひ〜。
 雨が過ぎるまでゆっくりしていいですよ、と言ってもらい、さて何を頼もうかしら。

すじこ納豆」「高菜チーズ」に豚汁も付けました。美味しかった〜。


 雨も小降りになって来たので、高田馬場へJET ROBOTへ。即興音楽と言葉のライブ、JET POET。ここは、帰って来たなと思える場所。
 ゲストはタップとポエムを組み合わせる、阿部洋史さん。汗だくになりながらのステージにしびれました。



  
 そして私は、セカンドゲスト扱いで、少し長めの時間をいただきました。
 UPJで狐火さんがおばあちゃんのアルツハイマーを詠んでいたけれど、あれは、孫と言う立場の甘さもあるよな、と思ってしまうのは、目下両親の様子を見ているから。伴侶であった場合、厳しいよな。と言いつつ、私も「レビーの正体」なんてのを詠むんだから、甘いよな。
 ちょっと重いの詠んどいて「放尿権」なんてふざけたのも詠むし、調子に乗り過ぎだ。それが出来るのが、この場所のありがたいところだけれど。