川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

こだわる

 宮沢賢治の作品は、そりゃあたくさんの人が取り組んでいるわけで、だから、悩む。
 この解釈、この解説は、もう誰かやっているんじゃないか?手垢がついているのではないか?この演じ方は誰かがやっているのではないか?
 それでも、やり続けているこの、【ひとり語り芝居】と言う形。ここ数年、お友達、演劇つながり、ではないお客様がいらっしゃることが、心強い。
 「よだかの星」は、実は苦手な作品。「やらないんですか?」とずっと言われていて、どうしたらこの作品を演じられるのかと、考えて考えて、数年前、ひとつの形にたどり着いた。
 この作品に対して抱えたわだかまり、それを形にすること。けれども、宮沢賢治の言葉はかえない(リフレインは、入れる)。
 演じようとしたことでの発見もある。それは、私の抱えたわだかまりを確信に変えるものでもあった。
 苦手だった物語を、だから、この形で届けたい。
 ご覧いただけましたら幸いです。
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