川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

今日から明日へ

28年

 あの日から、28年。遠い出来事のようにも、ついこの前の事のようにも思える。
直下型の揺れの恐ろしさ。
寝る部屋に背の高い家具は置けなくなった。ベッドの頭側に置いていた本棚の上の段に飾っていたガラス細工が次々降って来た、あの時の感覚。ひとつ思い出すと次々蘇ってくる。

 そして、12:年目の3/11を今年は東京で迎えることになる。横浜に暮らしていた、あの日。あれからの時間。

 

センチメンタル

 15年目に書いたものなので、もう13年前か。今年は読む機会が無かったが……。
タイトル通り、センチメンタルが過ぎるなとは思う。
 経験したこと。結果として身近で大きな被害は無かったけれど、あの一日で良く知った場所で5000人以上に人の命が失われたことが余りにも生々しく、苦しかった。書いたことで、自分が傷ついていたことを認識した詩でもある。
 これを書いた翌年に横浜で東日本大震災にあう。
 大きな被害はなくとも、生活には直接影響の出る場所で二つの震災を経験したことが、確かに、今の私のベースにある。