川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

歩き食べ…食育?

 食べ歩き、ではなく歩き食べ。廊下で、教室で、高校生達は食べる食べる。授業が始まっても、机の上にはジュースが出たまんま。机の周りには、教科書やノートが散乱。(私が小学生の頃は、この手のお片づけが出来ない子は、いじめの対象だった気がする…)

 で、歩き食べである。そりゃ、私だって、たまにやってる。公演前で時間がいっぱいいっぱいになっているとき、パンを買って食べながら稽古場に向かう。あるいは、疲労困憊、お腹もすいてしまっている稽古帰りに、おにぎり買って…。だが…

 彼らは、お箸を使っているのだな。焼きそばだのオムライスだのを、お箸で食べながら廊下を歩いているのだ。ここは、夜店の並んだ境内ですか?

 いいのだろうか、それで。もちろん、すべての生徒がそうなのではない。でも、こういう状態が当たり前で、平気、というのが疑問。頭髪チェックよりも、こういう生活習慣のチェックの方が大事なんじゃないの?

 というか、そもそもこれは家庭でのしつけ。どうなっているんだろう。彼らの親は、私の少し上の世代。安易に世代で解釈はしたくは無いが…。ちょっと考え込んでしまうのである。