川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ゴーシュ、ゴーシュ、ゴーシュ!

 打ち合わせのため、お出かけ。情緒たっぷり阪堺電車にゆられ、たどり着いた小学校。

 実は、とある集まりで「セロ弾きのゴーシュ」をやって欲しいと言う依頼をいただいたのだ。昨年のお茶祭り企画 『ヨル♪宮沢賢治』を観た方が、推薦してくださったのだ。

 案内された「講堂」はとても立派で、どきどき。一回だけのステージだけど、700人くらいのお客様。うむむ、2げきが週末に3日間上演した場合の総動員数より多いぞ〜。

 このスペースでピアノと合わせると、やはり、マイクが要るだろうというのが結論。これまた初体験。どんなところでも、身一つあれば出来る、というのがコンセプトの一つではあったのだが、想定していたのは、どんな小さなスペースでも、ということ。広いところは、正直言って、想定外であったのだ。 さ〜て。


 と、そんな日の午前中に、昨年ゴーシュを上演させていただいた、街山荘からライブのご案内メール。奇遇だなぁ、と思いながら返信。ついでに、今回の上演の話を送る。あのスペースとの出会いが無かったら、まだ、『ヨル♪宮沢賢治』は妄想のままだったかもしれないのだ。
 すると、まもなく再びの返信。街山荘主催での再演依頼の可能性があるとか。う、嬉しい。

 
 と、ダブルゴーシュで嬉しいこの日の夜は、三つ目のゴーシュ。以前共演した役者さんが、朗読劇に出演されるとのこと。宮沢賢治作品の3本立てで、うち一本がゴーシュ。いやはや。差し入れに、トマトのお菓子を購入。「これ、お土産です。食べてください。」と猫の台詞を添えて。


 そんなこんなで、ゴーシュ三昧な一日でありました。