川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

試験後〜 と 海遊館

 しばらく、あいてしまった日記である。

 試験が終われば生徒達は無罪放免だろうけど(いや、まぁ、補講とかはあるのだろうが)、こっちは採点および成績をつけんといかんわけで。代理講師の締めとしては、なかなか厳しいお仕事ではある。
 試験の採点は終了。直接返したクラスで、採点間違いや集計ミスがあり、大わらわ。大丈夫か私。ここ数日、あまり体調が良くなくて、朦朧としながら作業をしていたからなぁ。電車、バスなどの交通機関、乗り込んでから降りるまでの間の記憶が、無い。う〜む。

 ノートチェックはあと1クラスと半分。試験が終わってからは、夕方まで学校で作業をしていたのだが、今日はお昼で退散。

 姉貴と甥っ子が、イタリアに帰ってしまう。遊べるのは今日が最後だったわけで、フラリ海遊館へ。

 前に来たときの事は覚えてないのかな(2歳くらいだったからな)、甥っ子は「うわぁ」と興奮状態。と言う話は、実はあとから聞いた。私は海遊館に向かった姉と妹と甥っ子を30分ばかり遅れて追いかける形。

「今どこ?」「瀬戸内海」

 メールで連絡を取り合って、…という形。

 本日、印象に残った海遊館、点描。

・イルカは、打たせ湯のように落ちてくる水と戯れていた。というか、まるでうがいをして
 いるみたい。
・タカアシ蟹は、籠をかぶせられているのが二匹。何かと思えば脱皮したてで柔らかいの
 で、保護の為とか。足元には脱ぎ捨てた殻。どうみても、もう一匹いるようだ。どうやっ
 て脱ぐのだろう。そこが見たいなぁ。
・大水槽の底では、何故かエイ達が重なり合いひしめき合いを繰り返していて、誰もが
 「こいつら、何してるの?」
 はて? なんだったんでしょう。
・何度見ても面白いのが鰯の群れ。ぱかっと口をあけた瞬間、別の魚に見えてしまうのがな
 んとも言えない。来るたびに、ぼーっと見続けてしまう。私のお気に入りスポットの一つ
 である。


 クラゲとゴンチチに癒されながら、海遊館を出る。小腹がすいたので、浪花食いしん坊横丁へ。「会津屋」のたこ焼きを買っている私を待つ間に、甥っ子に悲劇が・・・。

 恐ろしい仕掛けがあるとも知らず、姉に促されるまま、犬小屋のテツに手を出した途端

  ギャウギャウギャウ!

 …かわいそうに、2mくらい飛びのいてたよ。トラウマになってないと良いけど。


 海遊館の前では、大道芸が行われているのだが、この日はオフ。昨日と明日が、お茶祭り企画第1回公演でお世話になった、ブッチ・リードさんだった。あらら、残念。

 この後は、観覧車に乗り、千里中央に出て買い物をし、実家に戻り、晩御飯を食べ、花火をし、…盛りだくさんな一日であった。また当分会えないであろう、姉貴と甥っ子に別れを惜しみ、帰宅。あぁ、イタリアは遠いなぁ。


 で、やっぱり、花火の締めは線香花火です。終わりか?と思った次の瞬間にパチパチパチっと湧き出す光に自然と顔がほころぶ。この、日本的情緒も理解できる人間に成長してくれると、おばさんは嬉しいな。

 本人は…
「パパはイタリア人、ママは日本人。僕はスペインがいい。」
 
 …ちょっと、無理…