川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

公演点描

 第2劇場時代の東京公演は駒場アゴラ劇場だったので、下北沢は打ち上げでお邪魔する街だった。その後の東京修行時代には、芝居を観に行く街。そこで自分が舞台に立つ。しみじみ。・・・などと感慨に耽るどころではなかった、ここ一ヶ月。知らない人ばかりの中で、どうやって芝居を作るのか。まず台本、ではない芝居作りにどう取り組むのか。途方に暮れることもあったのだが。どうにか、本番へ。

 初日を前にしてみた夢。野村萬斎さんとデートをしておりました。うふふ。この手の人が登場する夢は滅多に見ないので、やはり、精神状態が普通じゃなかったんだろなぁ、と今にして思う。

 そんなこんなで初日。観に来て下さったTご夫妻に誘われ、終演後にご飯を食べに行く。美味しゅうございました。ご馳走様でした。

 下北沢は、小田急線と京王線が通っている。小田急に乗られるご夫妻と別れ、京王に向かいかけた私。と、その時・・・

「むーさん?川島むーさん?」
 え?
「むーさんだ。あ、いや、むーさんは僕の事知りませんね。」
 だ、誰?

 なんとまぁ、第2劇場の劇団員さんの大学同期で、何度か私が出ていた舞台を観て下さっていたらしい。今は、東京でお仕事しながら舞台をされているとか。いや、びっくり。

 
 二日目は、すなわち楽日。ちょっと寂しいね。お客様の中には、東京修行時代の友人も。十○年ぶりの再会。初めてトリのマークを観に行った時の同行者でもあるのだもの、感慨もひとしお。

 さて、友人たちからの差し入れあれこれが、ジャガビー京野菜のど飴(九条ねぎ)、おせんべい、キーマカレー・・・。なんと言うか、私らしい、のかなぁ。
 あ、お花もいただきましたよ。えぇ。



「花かつお



 ・・・うん、私らしい。ありがたく、昨夜の夕食ゴーヤチャンプルーにパラパラとさせていただきました。

 皆々様、ご来場ありがとうございました。そして、ご馳走様でした。


 さ〜、週末は詩のボクシング神奈川大会ですよ!