川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

詩劇ワークショップ

ochamatsuri2008-08-07

 今日は、芸団協の表現教育関連のワークショップを受講。講師はすずきこーたさん。「ことば」を身体と声で表現するワークショップ。
 PETA(フィリピン教育演劇協会)のドラトラ(詩劇)と言う手法を取り入れたワークショップ。
 各個人で作った言葉(詩)をグループで話し合いながら再構成し、グループ詩を作り、今度はそれを身体や声で表現していくと言うもの。
「さあ、詩を作りましょう!」
 では無く、楽しく言葉に向かっているうちに、出てきた言葉が結果としては詩である、と言った方がいいかも。

 いわゆる作文とは違って、詩は、リズムだったり発想の転換だったり飛躍だったり省略だったり、ちょっと、ポンと超えてしまう部分があって、それは、声や身体での表現と結びつきやすいのだな、と改めて思う。


 以前、大阪の某施設からの依頼でワークショップやった時にしたかったのも、結局のところ、そういうことだったのだな。でも、私自身、勉強不足・力不足で、いっぱい後悔、いっぱい反省。多分、あの時の悔しさ、申し訳なさは、忘れられない。だから、いま、勉強しているのだけどね。
 しかし、やはり、参加者が大人で実演家なので、ある意味スムーズに進む部分もあるわけで、これが小学生だと、びっくりするような事、予想外な事が、てんこ盛りになるんだろうなぁ。それを楽しんで、楽しませて、が出来ないといかん訳で、表現指導者の道は、厳しいなぁと改めて思う。


 朝10時から夕方5時まで、一日がかりのワークショップは、あっという間。さて、明日からの3日間は、また別口。ダンス系のワークショップを受講。申し込むのが遅かったので、すでに定員オーバーで受講できないクラスがあるのは残念だけど、楽しんできますよ。