今日は、と言うか今日も、花伝舎にて芸団協のワークショップ受講。
「幼児おやこ・低学年の子どもの表現あそび」
今のところ、実際に子ども達へのワークショップ実践の機会は無いわけだが、今後のことを考えたとき、そのための勉強をしておきたいと思って受け始めた表現教育関連のワークショップのひとつ。
随分むかし、大阪で、劇団の先輩から子供向けのリトミック教室だか何だかの講師の仕事の話があった。あまりに突然で、子供向けなんてどうしていいか判らない、と戸惑った。大人に対する以上に、考えなくてはいけないこと、気をつけなければいけないことがあるはず、そう言うことが判らない。その辺りのフォローと言うかレクチャーをしてもらえるのかどうかも判らず、「大丈夫大丈夫、出来る出来る。」とあまりにあっさり言われ、かえって不安になって、お断りしたっけ。
そんなこともあって、今回のは受けたいと思っていたのだ。先日のあざみ野でのボランティアの経験ともあわせて、ちゃんと勉強したいと。
花伝舎に着いて、部屋の向かう。お、隣の部屋もワークショップ中。国際交流演劇セミナー。コーポレアルマイムだわ。う〜ん、気になる。と、思わずチラリと覗いてしまう。東京は四日間なのに、大阪は二日間と言うことに、ちょっと、なんでやねんと思ってしまうなぁ。あ、なんか、久しぶりにパントマイムのワークショップを受けたいぞ。
などと思いつつ、さて、ワークショップ。講師の多田さんとは、このシリーズで何度かお会いしている。受講者の方は、実際にワークショップをされている役者さんと学校の先生。
子どもの発達段階、親への意識、会場や人数、と言ったレクチャーと、実際にどんな風に進めているかと言う実践体験。・・・お母さん役はいいけど、子ども役は、ちょっと照れ臭くもある。ふふふ。
子供の視界は大人と違う、と言うのは知識としては知っていても、実際どれぐらいなの?と言うことで、実感するために、チャイルドビジョン(視覚体験めがね)を試す。うわぁ、ほんまに見えてないよ。あ〜、そういえば、お母さんと間違えて手を握られたことがあったなぁ。見上げてみてお母さんじゃないと判ってびっくりして、みるみる引きつっちゃったよなぁ。うむむ。
あ、チャイルドビジョンは、本田技研のサイトからダウンロードできます。印刷して、切って折って組み上げたらよいので、ご興味のある方は、是非。・・・本来は、ドライバーさんに子供の視界について知ってもらうためのアイテムなのね。なるほど。
色々と、勉強になりました。あざみ野のボランティアやってて良かった。実感として判る事が、結構あったのだもの。
と言うことで、写真はあざみ野の思い出写真。黄色の部屋から青の部屋を覗く。向こうにチラリと赤の部屋が見える。