川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ツヅラの中身

 ラジオの話。
 地下鉄の階段を登りながら、隣を歩く男女の会話が耳に入る。
「なんか、ずっと揺れてるような気がするよね」「地震酔いって言うんでしょ」「あ、ラジオ聴いてた?」
 そう、その日の午後のFMヨコハマの中でそんな話題が出ていたのだな。
「うんうん、私も聴いてた」
 と、心の中でうなずく。
 目眩なのか、地震酔いなのか、ほんとに揺れているのか。日に何度か、顔を上げて、電灯のスイッチ紐の揺れを確認したり、振り返って台所に置いたペットボトルの水面を確認したりする。
 阪神淡路の時は、母が「ずっと揺れてる〜」と言ってたなぁ。

 ラジオで流れるACのCM・・・あ、言い方が難しい。ACの事を知らせるCMがある。これが、なかなか気に入っている。大きなツヅラと小さなツヅラの話。相方にも聴かせたいとラジオをつけたら、続編になってた〜。ラジオならではのCM。なので、ここで言葉で説明するのは野暮ってもんです。女性の関西弁が、ツボ。

 買い物の話。
 基本的に、お大根もキャベツも白菜も、カットしたものは買わない。丸ごとの方が、長持ちするから。八百屋さんで、まとめ買い。と言うことで、買い物する時はいつでもしっかり買い出しスタイル。リュックに買い物袋、けっこう膨らんでいたりする。・・・と言ういつものスタイルで買い物すると、今は、買占めと白い目で見られるのかしら?と、ちょっと心配になる。
 お水は、いつも箱買い。アトピーの悪化時に飲み出して、今も愛用しているお水がある。料理などには使わないけれど、お水として飲む時は、買って来たお水。買うときは2箱。非常用として常備しておこうと言うことでもある。今、我が家にはまだ、ひと箱ある。これが無くなって、いつも通りに買うのも、しばらくは無理かなぁ。でも、非常時用にお水を常備しておきましょう、と言う生活心得はどうすれば良いのでしょう。はてさて。

 停電の話。
 土日は停電無し。ちょっとほっとする。学童は、第1グループ。輪番だけど中止になることもあり、と言う中で、何故だか停電実施回数が多いグループ。この前は、夜の時間帯。親御さんは停電になる前に、と大慌てで迎えに来られる。晩御飯にお風呂、停電までにと焦るお母さんの横で、のんびり帰り支度の子供達。子供達が無事帰宅。ほっとしたところで、ぷつん!と消えました。
 しかし、この停電、都心は外れて居るのよねぇ。まぁ首都機能は維持せにゃならんって事だろうけれど、それは理解されているのだろうか。都心で点いている明かりは、それ以外の場所が生産活動に支障を来たしながら停電を受け入れているからと言うこと。あ、でも、都心では公共施設が夜の使用を控えたりしてたか。あれ、まだ続いているのかな。夜の街で作られる文化も大事だけれど、こう言うところで、仕事のあとの楽しい時間を過ごす人たちの文化も大事なんだけど、と思う。だから、ね、ほら原発無くてもやって行けるじゃない、と言うのは違うのだと言うこと。あ、いや、原発オッケーと言う事ではなく、現状はと言うこと。
 夏になったらどうなるんだろう。もともと、家ではエアコンをほとんど使わないけど、電気止まったら、扇風機も使えないのねぇ。どないしましょう。
 あぁ、それにしても、この電気を供給している原発は東電圏外にあると言う事実には・・・。原発は作らない!と言って、他所の国の原発で作られた電気を買っているイタリア・・・。電気を使う会社に勤める相方と話しながら、頭の中がグルグル。これは、地震酔いではなくて。