川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

同期、……どきどき動悸

 今日は、大阪入りの前の、通し稽古。衣装をフルに着て。

 東京公演の照明さんにも来てもらい…。

 ドキドキした。ドキドキしたよぉ。

 大阪公演の照明をしてくれるのは、大阪の古巣である第2劇場の後輩、清水君。旗揚げ以来、やって貰っている。
 東京公演も、小さいながら劇場。さすがに、シンプルでも照明を使わないと。となると、照明さんが必要。

 ここでお願いしたのが、東直樹氏。実は、第2劇場の照明もずーっとやって下さっているのだが、劇団員ではない。
 
 第2劇場は、大阪大学の学生系劇団。私が大学に入ったとき、2劇以外にもう一つ、劇団が存在した。そこに入ったのが、東氏。
 2劇同期が、阿藤智恵。でも、もうひとり、同期と言う意識を持つ存在が、東氏だった訳で…。学部が全然違うから一緒になる授業は無いと思っていたら…体育の選択授業で一緒になったのも懐かしい思い出。木曜日の朝一限、道場で、ともに竹刀を振り回しておりました(剣道を選択したのだわ)。

 所属劇団が解散した後、第2劇場の照明さんを買って出てくれ、その後、関東暮らしになっても2劇の照明は続けてくれていて、だから、もちろん、照明さんと役者と言う立場でのお付き合いはしているのだけれど…。

 お茶祭り企画としてお願いするのは初めてよ〜。そもそも、お茶祭りの公演を一度も見て貰えないままだったし。いや、そもそも、これは、そんなに彼の好みの芝居ではないだろうと思っていたし…

 だからねぇ、お願いするのもドキドキでした。

 当然のように引き受けてもらい嬉しい一方で、更にドキドキ。

 見に来てもらって、通しの間、その鋭い視線にまたドキドキ。緊張しましたがな。

 でもね、やっぱり嬉しいです。知り合ってから…○十○年。一緒に組めることが。なんとまぁ、長い付き合いになったもんです。 いつも「川島は同期やから」と言ってくれる彼の言葉に、力を貰っていたなぁと、改めて思うのです。

 さて、そんな、ありがたいスタッフを得て、私がやることは?

 はい、稽古。

 もっと、まだまだ。

 大阪初日までは、あと五日。

 やれることは、まだまだ。よっしゃ!