川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

王様〜

 子供たちの遊びに「国取り」と言うのがある。呼び名は色々あるみたいだが、鬼ごっこ+じゃんけんが基本かな。
 2チームに分かれ、それぞれ王様を決めて(相手チームには誰が王様かはばれないように)、ゲームスタート。互いに相手チームの人を追いかけ、タッチしたらじゃんけん。負けた方はその場に座る。座っている人は、王様にタッチしてもらうと復活できる。王様が負けたらゲーム終了。
 じゃんけんしたくなければ、逃げる。王様はじゃんけんしない方がいい訳で、どうやって王様とばれないように守り、かつ、座っている人を復活させればいいか。作戦が必要。
 小さい子は、とにかく走り回ってじゃんけんすればいいし、じゃんけん勝負だから足の遅い子も楽しめる。自分はここで助けを待ってるとアピールしようと思えば「王様〜!」と大きな声を出すことになる。
 なかなか、よく出来た遊びだと思う。
 変則ルールもあるようで、昨日は女王様と言うのも存在。女王は、王様だけを助けることが出来るのね。うわぁ、ますます、誰が王様か読めなくなる〜。

 一年生女子が約一名、ニコニコ笑いながら、いつまでも追いかけて来るので参った参った。もうあきらめたかな、と振り返ったら、パタパタと追ってくる笑顔。ちょっと、ホラー映画的シチュエーションでした。

 しかし、公園のあっちやこっちにしゃがんでいる子供たちが口々に「王様〜!」「王様〜!」「助けて〜王様〜!」と叫んでいる光景は、なかなか壮観。居合わせた人には「何事?!」な光景だっただろうなぁ。