川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

妖怪を、見たり語ったり

 横浜のブックオフにて、…無いなぁ。無いなぁ。無い無い無いなぁ。
 目当ての本が無い事にがっかりして立ち去りかけた時、店員さんがどやどや現れ、一斉に棚下の抽き出しを開けて、チェック作業。何気なく目をやり、……んん?

「そ、それ下さい!」

 高野和明『ジェノサイド』。
 次の読書会の課題です。「古事記」の上巻が終わって一区切り。年内は、去年の色んな受賞作を読んでみよう企画。その第一弾であります。次の会までに読んできて、感想を語り合うのです。
 最近文庫本ばっかりなので、重たいわぁ。


 さて、久しぶりに、千賀さん宅へ行ってまいりました。平家物語の素語りワークショップ。
 今日はどこを読むのかと思えば、「物怪之沙汰」。それ、去年の公演で私が語りを担当したところ〜。
 しっかり駄目だしされてきました。こう言う時間も必要です。はい。


 あ、横浜のそごうでやっていた「幽霊・妖怪画大全集展」にも出掛けたのでした。まさに、「物怪之沙汰」のシーンを描いた歌川広重の浮世絵を見て、「これこれ」と思っていたところで、不思議な巡り合わせでもありました。
 いやぁ、あの入口が、お化け屋敷の様で、おもろ恐かったです。