川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

眠剤

 私が車の運転をしないのは、自分の技術と性格が運転には危険と認識しているから。
 そもそも、よく免許取れたなと思いますわ。フリー生活者には、ありがたい身分証明ですが。
 あと、やっぱり、アトピーのことはある。今でこそ落ち着いているけれど、最悪化時のことを考えると、運転なんて恐ろしくて。顔に出ていれば視界がおかしくなるし、痒みが起これば意識吹っ飛ぶし、薬を飲めば強烈な眠気。
 薬を甘く見てはいけません。
 注意受けてるだろう、処方箋に書いてあるだろうと言う人もいるけれど、現実に、例えば花粉症などで抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を処方された人が、「運転には注意を」と書いてあることを気にしているだろうか。服用して運転している人なんていくらでもいる。

 私が初めて抗ヒスタミン剤を処方されたのはいつだったかなぁ。確か十代、夏休み中。とんでもない眠気で、ぐったり。「プールでも行って来たら?」と言われて泳ぎに行ったが、あれ、危険だったんじゃないのか?今思えば。薬剤師の資格を持つ母でもそんな認識(苦笑)。
 しかし、1ヶ月蕁麻疹がおさまらないのは、きついだろうなぁ。普段経験していないだけに……
 アトピーを「痒いだけでしょ」と軽視する人は、一度蕁麻疹になってみ、と思ってしまう。それが24時間365日、寛解はあっても完治は無い。常に、落ち着きが無い。集中力低下。顔に出ればリアルお岩さん、臭い……人に避けられ……
 あ、いかん、恨み節だ。
 アトピー悪化したことで、人の見方が変わったなぁ。関係が深まった人、距離を取るようになった人。
 お世話になってたドクターは、蕁麻疹になったことで、初めて患者さんがどれくらい辛いかが判ったと言うてたなぁ。しみじみと「辛いなぁ」と。
 いずれにせよ、お薬を甘く見ちゃいけません。本人も、周りも。何の根拠もなく「大丈夫大丈夫」と、お酒をすすめる人とか、いるからね。