名古屋からこっち、考古学の調査合宿のことを思い出すことが多いなぁ。
宿舎にさせてもらうのは、たいてい、神社の社務所。お風呂が無い場合もあるわけで……
社務所から少し歩いて行った道端に設置された仮設のお風呂まで、基本、何人か一組で歩いて行き、一人ずつ入浴、待ってる人は、見張り役ってのがあったなぁ。なかなか落ち着かない入浴タイムでありました。
少し大きな神社だったときは、夜中の参道に止まった車。「カップルが居ますよ」と、何故かウキウキする人々……こらこら、懐中電灯を向けるんじゃないですよ、なんてことも。カップルも、びっくりしただろうなぁ。まさか、夜中の神社にわさわさ人が居るなんて。
あの合宿が、赤い糸でもあったのかなぁと、そんなことも思い出す。
調査半ばごろに、宿舎を離れ、焼肉屋さんで宴のひと時。そこは、知り合ったばかりの2劇の先輩が住んでいる会社の寮の近くの街。ふと見ると、向かいの宴会場にはその先輩の会社の名前。
まぁ、大きな会社だし、居ないだろうなと思っていたら、襖が開いて、あ、あれ?
「え?川島さん?」「あら〜」
新入社員が女子大生をナンパしたと思われたらしい、と言うのは後日聞いた話。
それがきっかけで、よく話をするようになったのは確かだな。
って、何の話を書いているんだ私は……