川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

歯を数える子

 ポエトリカンジャム参加のため、東の地へ前乗り。で、どこに行くかと言えば……新横浜で降りて、横浜へ、戸塚へ、地下鉄乗って学童へ。
 この前、顔を出した時のように3ヶ所を巡る余裕が無さそう。と思ったら、1ヶ所が正規指導員さんが急に辞めたみたいで、そりゃあ大変だ。じゃ、そこに入るわ。
 と言うことで、ひと仕事。

 「むーだ!」とピョンピョンしてくれる子供たち。すっかり風格の備わった上級生は、くっそ生意気だけど、ちゃんと真面目に話すことも出来る。退職して、ちょうど2年。その間、何度か顔を出してるけど、改めてその成長を感じる。しょっちゅう涙目になっていた子もすっかり逞しくなってるなぁ。
 そうそう、真っ先に側に来た子は、私が置いていった「むー文庫」の『こねこのピッチ』を手に「読書感想文、これで書いたんだよ」わぁ、なんかそれは、とても嬉しいぞ。
 お絵描きしていた子の所に顔を出したら、
「むーの顔を描いてあげる。笑って」
 に〜。
「1、2、3、4、……」
 お〜い、なんで歯を数えるところから始める?
 ほんで、なんで歯から描き始める?
 面白いな、君らは。

 はじめましての子たちとも遊んだり本を読んだり。あっと言う間の2時間半。











 その後は、大人の時間です。よく行っていたお店で飲む。その間も、話してるのは子供のこと、指導員仕事のこと。正規もパートも、この仕事を大事に思ってる。守らなきゃならないものが何かと言う基本が共通している。いい職場だったな、と離れたからこそ改めて思う。
「いつでも戻ってきていいですよ」
「じゃあ、新幹線での通勤費よろしく」
「3ヶ所いっぺんに潰れますよっ(共同運営なので)」
 いやほんと、通えるもんなら通いたいわ。

 そろそろ、と締めの雑炊も食べ終わった頃に現れる永司君。相変わらずマイペースだなぁ。もういっぺん腰下ろして、ケイコちゃんの所への到着が、すっかり終電でしたわ。