川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お話の国

 怪談朗読は最終週。

 一方、もうひとつのライブがスタートしております。バイト先学童は、夏休みと言う一番ハードなシーズン。お話の先生を仰せつかりました。
  月曜日、まずは落語話で「寿限無」、一昨日は「皿屋敷」を。
 ふと、思い付いて、皿屋敷を始める前にちょっとお喋り。
「この前の長い名前の子、学校で、大変なことが」
 これ、名前を書いてるうちに、テスト時間が……と言う話なのだが、やっと名前を書き上げて、さぁテストをというところで、同じ数の足し算の問題と言う設定にする。6+6辺りで「う~ん」と考えて見せると、子供達の中から「12」と言う声。
「お、天の声が聞こえた」
こうなると、次々天の声。これを「9+9」までやって、
「よし、半分出来たぞ。次の問題は?」と、ここでテスト時間が終わってしまう。

  はい、あとの「皿屋敷」でお皿の数を2倍数えるって話に引っかけていたのでした。
  実は月曜日の一回目、ミニ和太鼓を持っていって「ドンドンドンと来い」のリズムで子供達が集まる呼び水にしようとやりだしたのだが、自然に子供達が手拍子で合わせてきてくれたので、そのまましばしリズム遊び。楽しかったのでした。なので、引き続き2回目もリズム遊び、やりました。
  統廃合で生まれた新設校の新設放課後こどもクラブ。保育系企業さんが入って100人以上の子どもを受入れ、あれこれ手探り。
 どうやら、私の履歴を見て「なにかやって貰える」と期待して採用してくれていたらしい。……バイト時給に技術料上乗せはないけど、シフトの融通きかせて貰っていて、公演前に休むことも了解して貰ってるし、このお話の時間で色々試してオッケーとのことなので、子供達に参加して貰える形とか、うん、なんかアイデアが湧いてきておる。
 楽しく忙しい夏休み仕事となりそうです。