川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

現場からの声

大事な事、現場からの声。
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 私事ですが、阪神・淡路大震災の1ヶ月後に避難所の小学校にボランティアで入りました。やったのは、部屋いっぱい積み上げられた段ボールの中の衣類の整理、仕分け。穴の空いたセーター、ゼッケンの付いた子供の海パン(2月ですよ)、シミだらけのシャツ……正直、捨てるものが多かったです。例え善意であっても「これは、ないな」「無理っ」「はい、捨てる」とボランティア同士で言いながらの作業。「これ、被災者の人にはさせられない作業だよね」と言ってました。
 あれから29年、現場からの声が届けられるようになっているのは、そこから積み重ねられた経験があるから。