川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

星の祭と太陽の祭

 今日は七夕。お空は雲もくもく。二人の逢瀬はどこへやら。…って、だから、季節行事は旧暦でやりましょうよ。この時期に星祭は無理があるって…。

 それはさておき、岡本太郎さんの「明日の神話」がいよいよ公開される。  


 と言う事で、テレビの特番。


 なんだか、妙にセンセーショナルに盛り上げようとしているのが嫌だな。いちいちテンション高いナレーションが入るし。彼の作品、言葉、生き様が力を持っているのだから、そんなに余計なもので煽る必要ないのにな。これだから民放は嫌だよ、と思ってしまう。
 ましてや、なんだ?あのライブは…


 敏子さんがご存命であったなら、もう少し違う番組作りになっていたのだろうか。お会いしたのは、ほんのつい、この間のことだったような気がする。詩のボクシング全国大会の打ち上げ。こっちの飲んでるワインに気が付き、
「あら、ワインもあるの。ねえ、どこどこ?」
と、ぴょんぴょん会場を飛び回っていらっしゃったっけ。

 北摂で生まれ育った私には、太陽の塔は、そこにあって当たり前のもの。おもちゃ箱には万博グッズ(母と姉が行っている)。双眼鏡型のそれを覗くと、万博の風景。何度も太陽の塔を見て幼い日を過ごした。
 大人になってからは、何故か、いつも仕事場は太陽の塔の近く。そこから溢れる力はただ強いだけでなく、語りかける暖かさを持っていて、いつまで見ていても飽きないのだ。

 さて、テレビ特番。太陽の塔の内部、地下も紹介しているけど、やっぱり、そこから「みんぱく」への繋がりは伝えてくれないのね。万博の裏にあった、「みんぱく」を造るという壮大な計画。いや、まぁ、いいけど。